ペン型Bluetoothオシロ‐スマホを表示機として使用するオシロスコープの試作開発
携行できるペン型端末のソフトウェア開発、筐体、基板、データを表示するスマートフォン・タブレットのアプリケーション開発を実施した。
株式会社ナスピア
| 事業者名 | 株式会社ナスピア |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 大阪市 |
| 業種 | 情報サービス業 |
| 技術分野 | 組込みソフトウェア |
| 従業員数 | 20人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
同社は学校関係、官公庁、テレビ局などの要望に応え、デザインからシステム開発まで一貫して自社で制作できる体制を持ち、特殊で複雑なコンテンツの企画・制作に強みがある。e-ラーニングは大学や小・中・高校向けを中心に、さまざまな業界で年々拡大している。一方で教育現場ではパソコンからタブレット端末へと端末の変化が速く、それへの対応が求められていた。
抱えていた課題
やったこと
コンテンツの基本的な部分をサーバーに格納し、学習者が使う端末側はITスキルがなくても扱えるよう、PCの電源を入れると初期化されるエンベデッドシステムを構築した。これによりユーザーによる端末からのシステム設定変更を阻止し、コンテンツ配信とユーザー情報のサーバー保存でシステム全体の高い可用性を達成した。サーバーからのコンテンツ配信フォーマットは、主流になりつつあるタブレットやスマートフォンにも対応させた。電源断絶や外部からの進入、不用意な操作によるシステムソフトの損傷から基本システムを守る技術も併せて確立することを目標とした。
新しい製品・サービス:汎用型プラットフォーム型e-ラーニングシステム
エンベデッドコンピュータを用いた汎用型プラットフォームにより、ハードとソフトが一体となり、コンテンツ内容の変更をユーザーレベルで簡単に行えるようになった。既存製品と比べてイニシャルコスト・運用コストの点で優位性を確保でき、ユーザーの希望に沿ったさまざまなテンプレートをリーズナブルな価格で用意できるようになった。これにより地方教育機関、中小企業、小規模展示施設など新たな導入先が見込まれるようになった。初期開発費用の大幅な低減と既存コンテンツ素材の利用が実現し、教育分野に加え企業の新入社員研修や博物館・美術館の展示用コンテンツ分野でも市場拡大が期待できる。
教育機関への導入には時間が必要で、コンテンツの変化やタブレット・スマートフォンへの対応も求められる。デバイスの変化が速いため、対応時間を短くするには人材の確保も必要となる。今後は展示会への出展などで本格的な販売を開始し、クライアントの要望を聞きながら機能開発と商品種類の整備を進める。コンテンツとデバイス対応の両輪で事業を展開し、教科書の電子化も視野に入れている。
今回の補助事業では、組込みシステムとネットワーク系との融合を行う必要があり、これにはWebシステム開発や、クライアント・サーバーシステムの開発経験が役に立ちました。とはいえ、エンベデッド特有の挙動などがあり、その調整には苦労しました。
公式の事例集より(原文のまま)
携行できるペン型端末のソフトウェア開発、筐体、基板、データを表示するスマートフォン・タブレットのアプリケーション開発を実施した。
ものづくり補助金により、チップレベルTSV電極形成加工技術の実用化検証に必要な直接人件費と外注加工費の補助を受けた。
効果:試作開発コスト 3,000万円→500万円
超高圧クーラント装置付きCNC旋盤機を導入し、チタンや耐熱合金など難削材を用いたゆるみ止め締結部材の加工技術を開発した。
効果:目標値での単価の試作開発に成功した。