CAD/CAMシステムの顧客との統一化と生産管理システム導入により、生産リードタイムを大幅に短縮し、受注と収益を拡大する計画
取引先の防振ゴムメーカーと同じCAD/CAMシステム(TOPSOLID)を導入し、データを共有できるようにした。
効果:生産計画の先行期間 1週→24週
三洋化学工業株式会社
成果新規取引数は年60〜70件ずつ増加した。
| 事業者名 | 三洋化学工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 大阪市 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | プラスチック成形加工 |
| 従業員数 | 51人 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 設立 | 1976年 |
1976年創業のプラスチック製容器、キャップ、中栓のメーカーである。化粧品業界向け容器が全体売上の70%以上を占め、大手化粧品メーカーへの納入実績がある。医薬品や食品用容器も手掛ける。化粧品業界は製品のライフサイクルが短く、目新しさが強く求められる。
抱えていた課題
やったこと
2012年に本社工場の近くにデザイン塔を新設し、打ち合わせから試作までをビル内で完結できるようにした。デザイン塔では多彩なサンプルから色、デザイン、形状をその場で決定し、即日に試作品を手に取ってもらえる体制とした。従業員(デザイナー)が機械に触れて自ら製品を作れる体制も整えた。補助金は主にHS加工機、デジタル転写フィルム装置、レーザー加工機などの機械装置の購入に充てた。
試作品の完成までの時間が短縮され、量産化までの時間も短縮された。問い合わせから納品までの期間が短くなり、対応できる案件数が増えて生産性が大きく向上した。顧客の評価も高く、即日で試作品ができる点が特に評価されている。大手中堅企業からの引合いも増え、新規取引数は年60〜70件ずつ増加した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
1976年創業で化粧品向け容器が売上の70%以上を占め、2012年にデザイン塔を新設した流れが事業の延長線上にあると読み取れる。
特許や意匠登録、HS加工や蒸着など多彩な加工方法を強みとして挙げ、即日試作できる企業は全国的にも少ないとしている。
試作に2週間〜2ヵ月かかる課題を認識し、即日試作で納期を短縮。新規取引数が年60〜70件ずつ増えたと数字で示している。
新規取引数の年60〜70件増加は実績として書かれているが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
従業員(デザイナー)が機械に触れて自ら製品を作れる体制を整えたと書かれ、従業員数51人も記載されている。
顧客は化粧品業界で、訪問当日に試作品を見せられる点が高評価だと具体的に書かれ、選ばれる理由が整理されている。
東京ショールームでの展開を模索中、海外展示会への出展を行うと今後の方向性は書かれているが、スケジュールや課題解決の方法は不明確。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
即日で試作品を作れるプラスチック容器メーカーは全国にも少ないと明記され、金型彫刻並みの加飾表現を提示するとしている。
海外展示会への出展で国の後押しを受けた点はあるが、雇用創出や川上・川下への波及効果は書かれていない。
新規取引が年60〜70件増え生産性も大きく向上したとあるが、補助金額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
HS加工機やデジタル転写フィルム装置、レーザー加工機を導入したと書かれるが、サプライチェーン全体への貢献は書かれていない。
化粧品容器の製品ライフサイクル短縮に対応した取組とあるが、成長分野への進出や構造転換との関係は書かれていない。
大阪市平野区に本社工場とデザイン塔があると書かれるが、地域の特性を活かした雇用や経済成長への言及は薄い。
技術レベルのさらなる向上を図り、デザイン塔のノウハウを蓄積して提案活動につなげる。メディアやクチコミで来客数を増やす。東京のショールームでも同様の展開を模索し、海外展示会への出展で国際的な知名度向上も図る。
要望だけを聞いていてはいいモノはできない。より良い製品を作っていくためには、当社のノウハウを築き、顧客におなつけていかなければならない
公式の事例集より(原文のまま)
取引先の防振ゴムメーカーと同じCAD/CAMシステム(TOPSOLID)を導入し、データを共有できるようにした。
効果:生産計画の先行期間 1週→24週
ハウス内を自律走行する農薬散布ロボットを開発した。
生産スケジューラ(生産スケジュール専用ソフト)を導入するにあたり、柔軟性、GUI操作による分かりやすさと見やすい画面、初期導入費用の安さの…