インライン成形機を導入するボトルメーカーに対する試作金型及び実装金型の短納期製作
3Dプリンターにより樹脂製試作金型を製作し、マイクロブラスト機で表面処理を行った。
効果:1型あたりの加工時間 3日間→1.5日間
特殊溶接棒株式会社
| 事業者名 | 特殊溶接棒株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 堺市堺区 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 溶接 |
| 従業員数 | 17人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
同社は50年余りの業歴を持つ橋本鉄工株式会社の関係会社で、橋本鉄工と破砕機メーカーのトーホーテクノとの3社でグループを形成している。同社は特殊な溶接材料の製造・販売と特殊材料の溶接施工を担い、顧客の利用状況や材質に合わせた専用品を開発するため取引は長期にわたることが多い。販路は重工業、材料メーカー、材料商社、自動車関係が中心である。
抱えていた課題
やったこと
鋳鉄の欠陥補修に適した共金系溶接材料の開発に取り組んだ。含まれる元素の種類と量を変えたり施工方法を変えたりと、さまざまなバリエーションで技術開発を進めた。複合的な影響を把握するため材料組織を詳細に観察できる光学顕微鏡を購入した。広島大学と共同で鋳鉄の溶接分野の専門的知見を活かしながら研究を進めた。
新しい製品・サービス:予後熱を行わず急速冷却下でも割れが生じず黒鉛が生成する、鋳鉄の欠陥補修に適した共金系溶接材料。
社内の実験室レベルでは当初の予定通り、予後熱を行わずに鋳鉄をアーク溶接できる共金系溶接材料が完成した。一方、事業化には手順がやや複雑になっている点と、販売価格の決定に時間を要している点という壁が残っている。研究開発を通じて売上に直結するか分からない開発に消極的だった社員も、その重要性を認識し、人材育成などにプラスの波及効果があった。チャレンジ精神の醸成にもつながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
50年余りの業歴と肉盛溶接・補修溶接への強みが書かれ、顧客に合わせた専用品開発で長期取引が多いと読めるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
重工業や材料メーカーなど販路と、顧客に合わせた専用品開発が書かれているが、市場動向の分析や競争優位の根拠は具体的に示されていない。
事業化の壁として手順の複雑さや販売価格決定の遅れが挙げられているが、課題への解決計画や成長見込みの数字は書かれていない。
公開情報では判断できません。
外注を使わず自社で肉盛溶接を完結できる体制や、広島大学との共同研究が書かれているが、人材や事務処理能力の詳細は薄い。
金型補修の課題と鋳鉄を予後熱なしで溶接できる材料の特徴は書かれているが、顧客数や選ばれる理由の数字はない。
今後は学会発表や大学連携で次の開発段階へ進む考えが示されているが、スケジュールや課題解決の方法は具体的でない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
鋳鉄金型の補修をガス溶接の熟練に頼らず行える共金系材料という特徴は書かれているが、普及度や価格面の優位は数字で示されていない。
発電所など重要インフラや自動車部品の金型補修に触れているが、雇用創出や波及効果の定量的な根拠は示されていない。
公開情報では判断できません。
大学との連携や材料組織の観察、残留応力のモニタリング製品の開発が書かれているが、サプライチェーンへの貢献は明示されていない。
金型補修の効率化や研究開発体制の強化が書かれているが、日本経済の構造転換への言及はない。
堺市に所在する中小企業としての地域拠点は読み取れるが、地域特性を活かした付加価値創出の具体的な説明は薄い。
今後は溶接または鋳造の研究者で構成される学会での発表を検討し、専門家との情報交換を通じて次のステップに進む考えである。大学や行政の補助事業を活用してコンスタントに製品開発を進め、溶接材料の改良点を整理する。
3Dプリンターにより樹脂製試作金型を製作し、マイクロブラスト機で表面処理を行った。
効果:1型あたりの加工時間 3日間→1.5日間
水道管内の水圧で発電する羽根を使わない小型発電ユニット「ブレードレスタービン」の開発を行った。
効果:出力 0.5W→5W
昔ながらの間取りを室内空間の大きいダイニングキッチンやリビングに改修する際の構造材の補強に使うため、里継ぎの技術を応用した金物の試作開発に…