回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社 片岡製作所
| 事業者名 | 株式会社 片岡製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 新潟県 燕市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | デザイン,表面処理 |
| 従業員数 | 31人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 1972年 |
業務用の自社ブランド包丁の製造と販売を中心に事業を行っている。調理道具の品質管理は国内だけでなく海外ユーザーからも強く求められている。近年は設備投資による機械化を進めて効率化を図ってきた。
抱えていた課題
やったこと
名入れ工程を機械化するため、レーザーマーカの機械装置を導入した。これまでは電気腐食により作業者が製品へブランドマーク等を一本ずつ手作業で印字していた。レーザーマーカの導入により、生産性と品質の向上を実現した。
| 加工機 | レーザーマーカ |
|---|
新しい製品・サービス:包丁製造技術を用いたステーキフォーク・ナイフ。複合材のダマスカス鋼を鍛造して現れる波紋模様が特徴で、心材の緻密さと均一性を高め、切れ味の良さを実現している。
名入れ1時間当たりの出来高が6.7%向上し、不良率は80%まで改善した。後工程の待ち時間も緩和され、生産ラインの最適化が図られた。印字の鮮明度とバラツキが改善して品質が均一になり、納期も短縮されたことで他社との競争力が向上するとしている。増加傾向にある受注に対応でき、オペレーターの新規雇用にもつながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去の包丁製造や機械化による効率化の取組は読み取れるが、経営戦略上の位置付けは明確に書かれていない。
海外ユーザーからの品質管理要求や増加傾向の受注に触れ、自社の強みとして品質とブランドに言及している。
名入れ工程の生産性低下や不良率、後工程の待ち時間という課題を明示し、レーザーマーカ導入で解決する計画になっている。
1時間当たり出来高6.7%向上、不良率80%までの改善という数値が示されているが、付加価値額や賃上げの目標は書かれていない。
オペレーターの新規雇用に触れるが、補助事業を遂行する体制や事務処理能力の具体的記述は読み取れない。
鮮明な印字とブランド名の強さが品質面の訴求として示されるが、顧客ターゲットやニーズの裏付けは具体性が薄い。
今後は海外見本市での発表や国内販路開拓を進めるとあるが、スケジュールや課題解決方法の詳細は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
ダマスカス鋼を使った鍛造の波紋模様の包丁やフォーク・ナイフなど高付加価値品の開発が書かれているが、市場の普及度との比較は示されていない。
新規雇用や地域の製造業の機械化に触れるが、国が補助する波及効果や社会的インフラとしての理由は明確ではない。
出来高向上や不良率改善の数値はあるが、補助金投入額に対する付加価値増加の費用対効果は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
燕市の金属製品製造という地域性に住所の記載があるが、地域特性を活かした経済成長への寄与は読み取れない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は海外見本市での発表を皮切りに、国内でも新たな販路開拓を行う計画である。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
ブラザー工業(株)製のツール洗浄機能のあるコンパクトマシニングセンターを導入し、切粉を自動で除去できるようにした。
効果:不良率 0.34%→0.1%
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%