新たな加工方法による「原板パネルの製作」と、それを活用した「新商品の開発」を間伐材で
従来チップ原料や合板芯材にしか使われていない国内の杉・檜の間伐材を、高付加価値の板材(原板パネル)に加工する新工法を開発した。
効果:従来工法と新工法の比較で約85%の時間短縮
切り文字屋オッケイ株式会社
| 事業者名 | 切り文字屋オッケイ株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 新潟県 燕市 |
| 業種 | 印刷・同関連業 |
| 技術分野 | デザイン,製造環境 |
| 設立 | 2004年 |
2004年に彫刻業の一部門として創業し、看板や窓、プレートなどに貼る文字やイラストを切り出すカッティングシール・シートをインターネットで販売してきた。当時は個人客が中心だったが、女性スタッフのきめ細やかなサポートや事例・パンフレット、動画による設置方法の説明などが評判となり、口コミで法人顧客が増えた。新潟県燕三条は製造事業所が約5千社あり、展示会・見本市への出展で新規開拓や販路拡大を望む事業者も多い。
抱えていた課題
やったこと
地元の展示会に出展したところ、看板やカッティングシートではなく、ブースの展示方法に関する質問が多いことに気づいた。小規模事業者の「低コスト」「コンパクトに収納できる」「設置に人手がかからない」というニーズを基に、ブースの壁をまるごとプリントした布で覆う「ブースラッピング」を考案した。クロス印刷は自社所有の設備で行えるが、社名や商品名プレート等のディスプレイツールを制作するため、補助金でレーザー加工機を導入した。試作品を複数作り、自ら展示会に出展して試作品の使い勝手を検証し続けた。
| 加工機 | レーザー加工機 |
|---|
新しい製品・サービス:ブースラッピング(展示会出展キット)
試作品を自ら展示会で検証し続けたことで、完成度の高いパッケージ商品を生み出すことができた。展示会用の「ブースラッピング」商品は、単価が高く利益率も高いとされている。展示会サポートを、会社の経営の柱の一つに育てていく方針である。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
2004年創業のカッティングシート事業から展示会サポートへ広げた経緯はうかがえるが、経営戦略上の明確な位置付けは書かれていない。
展示会出展数の増加や中小事業者の負担感、燕三条の製造事業所約5千社など市場環境の記述はあるが、自社の強み・弱みとの関係は薄い。
展示会の負担感という課題と、低コストで装飾できるブースラッピングという解決策は示されているが、高付加価値化や成長への定量的な計画はない。
公開されている事例からは読み取れません。
試作品を何度も作り自ら展示会で検証したこと、女性スタッフのサポートがあることはうかがえるが、体制や人材の具体的な記述は薄い。
低コスト、コンパクトに収納、設置に人手がかからないという顧客ニーズを整理し、ブースラッピングとして製品化した経緯が具体的に書かれている。
試作品を展示会で使い勝手を検証し続けたことで完成度を高めたとの記述はあるが、中長期のスケジュールや課題解決の方法は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
展示会ブースの布ラッピングという分野の普及度は書かれていないが、低コストで装飾できる商品化の点は一定の新規性がうかがえる。
展示会・見本市の市場拡大や中小事業者の負担感、地元企業との繋がりに触れているが、国が補助する積極的理由としての記述は乏しい。
補助金でレーザー加工機を導入したことは書かれているが、投入額に対する付加価値増加や費用対効果の数値は示されていない。
電話やメールで全国の顧客に対応する仕組みはあるが、デジタル技術の活用や地域・サプライチェーンへの貢献の記述は限られる。
公開されている事例からは読み取れません。
新潟県燕三条のものづくりのまちで地元企業との繋がりを深める点は書かれているが、雇用創出や地域成長の数値は示されていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
これを機に地元企業との繋がりも深め、展示会サポートを経営の柱の一つに育てていきたい。
従来チップ原料や合板芯材にしか使われていない国内の杉・檜の間伐材を、高付加価値の板材(原板パネル)に加工する新工法を開発した。
効果:従来工法と新工法の比較で約85%の時間短縮
平成27年度補正ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金を活用し、リーフタイプの茶葉を一定量ティーバッグに詰めるための設備を導入した。
量産性の高い複数の真空槽を持つ連続型の真空成膜装置を開発し、製造コストを下げることを目指した。
効果:ウォーミング時間 60分→20分