高性能測定機導入による海外鉄道車両用空調制御装置のはんだ付け品質の向上
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
伊部印刷株式会社
成果数は20以上と、従来の3~5倍に。
| 事業者名 | 伊部印刷株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 福井県 越前市 |
| 業種 | 印刷・同関連業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 27人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1990年 |
伊部印刷はインターネットショップによる高精細印刷に特化した印刷通販部門を立ち上げ、カタログやパンフレット、美術工芸品の写真集などを取り扱っている。近年の短納期へのニーズの高まりを受け、高品質かつ即日納品も可能な体制の構築が求められていた。
抱えていた課題
やったこと
高品質かつ即日納品を可能にするため、LED-UV印刷システムを導入した。同システムの印刷機は速乾印刷が可能で、乾燥時間が不要になり、裏移りもなくすぐに次の工程に取りかかれるため、後工程の効率も高まった。版替え、見当、色合わせなどの作業も自動化され、作業時間も大幅に短縮された。LANで接続された印刷稼働管理システムにより、印刷ジョブの自動転送や進捗管理、トラブル発生時の対応などがリアルタイムで確認できるようにした。
新しい製品・サービス:速乾印刷が可能なLED-UV印刷による、特殊紙や濃色印刷への対応を含む高精細印刷サービス
速乾印刷により乾燥時間が不要となり、一日の印刷物サイクル数は20以上と従来の3~5倍になった。製本などの後工程も同日中に終えられるため、即日納品が可能になった。版替え・見当・色合わせの自動化で作業時間が大幅に短縮され、印刷品質も作業員の熟練度に左右されず安定した。自動化による損紙の減少でコストダウンも図れ、スプレーパウダーが不要になったことで職場環境も改善した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
印刷通販部門の立ち上げと小ロット多品種の受注拡大を図る方向性はうかがえるが、過去の取組との一貫性までは読み取れない。
近年の短納期ニーズの高まりを受けて導入したと書かれ、速乾・高精細印刷の強みも示されるが、市場データや競合比較は乏しい。
短納期ニーズへの対応として速乾印刷と自動化を導入し、受注数が従来の3〜5倍の20以上、即日納品も可能になったと具体的に書かれている。
受注数が従来の3〜5倍と実績は書かれるが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
従業員数27名と示されるのみで、補助事業を遂行する人材・事務体制の詳細は読み取れない。
高精細印刷を生かすポスターやカタログ、学校新聞などをターゲットとし、速乾で濃色や特殊紙に対応できる点が明確に書かれている。
ネットショップの再構築やセキュリティ強化、小ロット多品種への体制づくりなど方向性はあるが、スケジュールは示されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
UV印刷による速乾・濃色印刷への対応など同分野で高付加価値を図る点はうかがえるが、高価格化の数値は書かれていない。
地域の印刷事業者として雇用や需要創出に触れる記述はあるが、国が補助する積極的理由は書かれていない。
乾燥時間の短縮や損紙減少によるコストダウンなど効果は書かれるが、補助金額に対する費用対効果の数値はない。
印刷稼働管理システムによる印刷ジョブの自動転送や進捗のリアルタイム確認など、デジタル活用が書かれている。
公開情報では判断できません。
越前市の事業者である点はうかがえるが、地域の特性を活かした経済成長への寄与は具体的に書かれていない。
UV印刷の特色を生かせるポスターなどの受注は増加しており、納期短縮などとの相乗効果で他社との差別化と利便性の向上を図る。今後はカタログやポスター、学校新聞などの分野を対象に、セキュリティ面を強化しつつネットショップを再構築し、小ロット多品種での受注拡大に向けた体制づくりを進める。
印刷に関して初心者の方でも利用しやすい対応を心がけ、時代の流れに即したサービスとともに、安心感やプラスアルファを届けることができるパートナーでありたい。
公式の事例集より(原文のまま)
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%