最新設備による生産力と社員の年間所得を向上させる事業
ボトルネックとなっていた柄合わせ裁断工程と玉縁製作工程に、最新の自動裁断機と自動玉縁機を導入した。
効果:玉縁ポケットのゲージ交換時間 90分→45分
井上リボン工業株式会社
| 事業者名 | 井上リボン工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 福井県 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 技術分野 | 機械制御,情報処理,製造環境,測定計測 |
| 従業員数 | 139人 |
| 資本金 | 4,000万円 |
| 設立 | 1963年 |
井上リボン工業は創業からリボンを主に製作しており、アパレル分野で高いシェアを持つ。繊維業界ではアパレル分野と工業分野の売上の割合は五分五分と言われており、同社でも近年OA機器のトナークリーニングブラシや自動車のドア回りの補強材などを手掛けるようになって、工業分野の売上は全体の20%程度まで伸びている。売上高は21億9600万円である。
抱えていた課題
やったこと
約5〜10m分の染色ができる連続染色機を導入した。これにより短い染色サンプルをスピーディーに作れるようになり、生産ラインと作業を切り離せるようになった。また、染料を調合する自動調合機も導入し、染料を切り替えるたびに割合を入力する手間を省いた。連続染色機と自動調合機には新しいパソコンを導入し、染色時の温度や湿度を画面で細かく表示できるようにした。自動調合機では染料の残量や割合が視覚的に分かるようになった。
デジタル化により染色時の温度管理や染料の調合割合が自動で行えるようになり、画面上での確認作業も可能になったため、ミスの軽減につながった。連続染色機の導入で染色サンプルの製作がスピーディーになり、生産ラインを止めずに作れるようになって効率が上がった。納期にも柔軟に対応できるようになった。作業効率の向上により生産性の向上も見込まれている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
創業からのリボン製作と工業分野への進出という流れが書かれ、工業分野の売上30%増を目指すとある。経営戦略上の位置付けはやや読み取れる。
独自の特許製品を生かしながら工業分野の売上を伸ばす方針と、工業分野の売上が全体の20%程度まで伸びたことが書かれている。強みの記述は一般的。
染色サンプル製作時に生産ラインを止める課題を、約5~10mの連続染色機導入で解決すると具体的に書かれている。
工業分野の売上30%増と今後2030%の生産性向上が目標として示されている。『2030%』の表記は不明瞭だが数値目標はある。
公開情報では判断できません。
自動車内装やコピー機部品など工業分野の用途が挙げられ、ニーズへの対応が述べられているが、顧客ターゲットの整理は薄い。
今後工業分野へ力を入れるという方向性はうかがえるが、スケジュールや課題解決の方法は書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
独自の特許製品『アコーディオ』テープや工業分野での用途が書かれているが、高付加価値化の水準は具体的に示されていない。
工業分野の拡大に触れているが、経済波及効果や雇用創出など国が補助する理由は書かれていない。
導入で作業効率が上がり生産性が30%向上する予定と書かれ、投資額に対する効果の一部がうかがえる。
機械にパソコンを導入しデジタル化したことは書かれているが、サプライチェーンへの貢献は述べられていない。
公開情報では判断できません。
池田町のグループ会社での編み製造など地域の取組が書かれているが、地域経済成長への牽引は述べられていない。
工業分野での売上30%増を目指しており、将来的には全体売上に占める工業分野の割合を50%にしたいと考えている。
ボトルネックとなっていた柄合わせ裁断工程と玉縁製作工程に、最新の自動裁断機と自動玉縁機を導入した。
効果:玉縁ポケットのゲージ交換時間 90分→45分
画像寸法測定器を導入した。
効果:測定時間 25分/個→2分/個
本事業でシーツローラー乾燥機(アイロナー)を導入した。
効果:乾燥時間 1,440分→15分