ソーラーシェアリングでの太陽電池を太陽に追尾させる装置の開発
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
株式会社 サイトウ
成果切削時間(1断面カット) 75秒→60秒
| 事業者名 | 株式会社 サイトウ |
|---|---|
| 所在地 | 山梨県 都留市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 70人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1987年 |
同社はアルミ製品の二次加工・設計を手がける企業で、約10年前から放熱器の製造を皮切りに自動車部品を手がけ、約5年前からはホンダの車体部品も製造している。ホンダが2016年4月に発売した最上位モデルスポーツカー「HONDA NSX」では車体フレーム部品を担当した。今後はFCV、EV、PHEVのステアリング部品の製造も見据えている。次世代自動車の開発・販売促進が進み、製造には全品検査を基本とする高い品質と精度が求められている。
抱えていた課題
やったこと
NC丸鋸切断機を新たに導入し、切断にかかる時間、バリの高さ、切断精度について従来の限界能力を上回る目標値を掲げて加工検証に取り組んだ。鋸刃は切断面に合った金属を選び、焼き入れや焼き戻しの方法、刃の角度などを細かく指定して刃物メーカーに注文した。切削油も機械や刃との相性、粘度などを踏まえて選定を依頼した。加工検証では1度目で10個のサンプルを加工し、すべてで目標値をクリアした。1断面カットの切削時間は従来の限界75秒から60秒以内に短縮し、バリの高さは0.1mmから0.1mm未満に、切断精度は部材寸法20mmに対し0.03〜0.07mmから±0.04mm以内を達成した。
| 加工機 | NC丸鋸切断機 |
|---|
素材供給工程の高品質化が実現し、次世代自動車の部品製造で求められる要求に応える体制が整った。切断時間、バリ、切断精度のいずれも目標値を満たし、1度目の加工検証で10個すべてが目標をクリアした。今後は現状の設備で技術力の向上を図りながら、順次設備の拡大も進める計画である。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去から培った切削技術とノウハウ、ホンダ車体部品の実績が記載され、次世代車部品への展開という方向性は読み取れる。
切削バリを極小に抑えつつ高速化する独自技術や、自動車業界の高い要求に応える強みが具体的に書かれている。
短納期と確実性で競争力が低いという課題認識と、専用化した素材供給過程の必要性は書かれているが、事業計画の数値は薄い。
切削時間75秒から60秒以内、バリ0.1mmから0.1mm未満、精度±0.04mm以内など具体的な目標値を検証でクリアしたと書かれている。
渡辺常務を中心とする開発チームが加工検証を担ったと書かれているが、体制の人数や事務処理面の記述はない。
次世代自動車の部品製造に応える高精度加工という価値と受注先のニーズは読み取れるが、顧客ターゲットの整理は薄い。
今後は現状設備で技術力を高めつつ順次設備を拡大するとあるが、スケジュールや課題解決方法は具体性がない。
公開されている事例からは読み取れません。
次世代自動車部品の高精度加工という高水準の付加価値化をめざす取組と読めるが、数値による裏付けは限定的。
次世代自動車の早期世界展開を支えるという産業面の意義は書かれているが、雇用や波及効果の数字はない。
費用対効果を示す投資額や付加価値増加の数値は書かれておらず、わずかに生産性向上がうかがえる程度。
最新設備による高品質化や自動車サプライチェーンへの貢献がうかがえるが、デジタル技術の活用は書かれていない。
次世代自動車へシフトする業界の変化への対応が記されており、構造転換への関与がわずかにうかがえる。
山梨県都留市の事業者という記述はあるが、地域特性を活かした雇用創出や成長の具体的記述はない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
素材メーカーとタイアップしながら加工メーカーの可能性を広げ、最少人数で最大の仕事ができる仕組みをつくり、より大きな利益を生み出す会社にしていきたいとしている。
同じ機械を使っても、その機械を使いこなせるかどうかで出来上がる製品には大きな差がでます。いかに使いこなして目標の数値を出すかは、それまで積み重ねてき技術やノウハウ、経験値、緻密な計算によるもの。当社が常に高い要求に応え続けてきている結果です
公式の事例集より(原文のまま)
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%