部品加工の精度向上と高効率化による競争力強化のための設備導入
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
三栄工業株式会社
成果マシニングセンタ数 2式→3式
| 事業者名 | 三栄工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 山梨県 大月市 |
| 業種 | 電気機械器具製造業 |
| 技術分野 | 機械制御 |
| 従業員数 | 69人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 1948年 |
昭和23年創業の金属加工メーカーで、ターボチャージャー用部品のベアリングハウジングを手掛けてきた。自動車業界では燃費改善のためターボチャージャーの需要が伸びている。新型トラックや新型バスなど大型車に搭載される部品の量産を打診されたが、従来の設備と工程では対応できなかった。
抱えていた課題
やったこと
NC旋盤1式と立形マシニングセンタ2式を導入し、工程集約による省人化・高効率化を図った。本社第三工場に増設する生産ライン用のスペースを確保するため工場内のレイアウトを変更した。工程集約を可能にする特注の専用工具を自社で設計し、外注先で2本作成した。穴明工程で発生したロータリーテーブルと工具の干渉には、立形マシニングセンタ1式を増設し3式で穴明工程を分散させて対応し、加工時間の短縮を図った。
| 加工機 | NC旋盤 |
|---|---|
| 加工機 | 立形マシニングセンタ |
| 金型 | 工程集約用特注工具 |
工程集約と設備増強により生産能力と生産効率が向上し、ベアリングハウジングの量産依頼に対応できる体制をつくった。加工時間が短縮され、コスト競争力の強化を目指している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来69年、現場の品質・納期・コストを軸に継続してきた経緯が書かれ、ベアリングハウジングの量産対応が既存事業の延長と読める。
中国価格に対抗するためのコスト競争力強化と、他社にない独自工程集約の取組が書かれ、強みを活かす方向が読み取れる。
量産打診に対し工程数9式・リードタイム最長約30分・4名配置といった現状課題が具体的に示され、工程集約と設備導入で解決する計画が読める。
生産能力の増大やコスト競争力強化は書かれているが、目標値や付加価値額・賃上げの数値は示されておらず具体性が薄い。
専用工具の設計・外注、工場レイアウト変更、社員の意識共有は書かれるが、体制や人材計画の詳細は読み取りにくい。
顧客は新型商用車メーカーで、価格と納期が求められる点は書かれるが、ターゲットとニーズの裏付けは概略にとどまる。
専用工具の干渉問題と加工機増設による対応は書かれるが、中長期の検証や詳細スケジュールは示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
ターボチャージャー部品は需要が伸びていると書かれるが、同分野での高付加価値化・高価格化の水準までは示されていない。
自動車業界のダウンサイジング需要に触れるが、雇用創出や波及効果など国が補助する積極的理由は書かれていない。
コスト競争力や生産効率の改善は書かれるが、補助金額に対する付加価値増加や費用対効果の数値は示されていない。
独自技術による工程集約は書かれるが、デジタル技術やサプライチェーン全体への貢献は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
山梨県大月市の地元企業とは書かれるが、地域特性を活かした付加価値や地域経済への牽引は具体的に示されていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
製造の現場に毎日いて気がついたんです。この仕事が好きだ。面白いって。
公式の事例集より(原文のまま)
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。