生産工程のデータ一元管理によるトレーサビリティーを確立し、安心・安全な米菓を国内および世界に発信する計画
賞味期限印字のリスクを回避するため、カメラで印字を撮影して印字を解析・照合し、高い確率で認識するシステムを導入した。
効果:1日当たりの生産数 52パレット/日→102パレット/日
松代金属株式会社
| 事業者名 | 松代金属株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 長野県 長野市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 42人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1945年 |
松代金属はキャッシュドロアの製造・販売を中心に、プレス・板金・組立を一貫して手がけている。国内で3~4割のシェアを持ち、国内向けと海外向けがほぼ半々で、海外はアメリカを中心に大手チェーン店でも使われている。かつての主要取引先から海外進出を要請された際に固辞したところ取引がなくなったが、仕様への細やかな対応力と社会情勢の変化への素早い対応で、国内外の主要メーカーから高い評価を得ている。
抱えていた課題
やったこと
既存の曲げ加工ノウハウとIoTを融合させ、知識の標準化と技術のロボット化により、高品質・高生産性なスマートファクトリーの実現を目指した。曲げ工程にロボットを導入して作業を行わせた。ロボットは作業スピードでは熟練工にかなわないものの、安全の確保を実現した。その結果、増産にもつながった。
| ロボット | 曲げ工程用ロボット |
|---|
曲げ工程へのロボット導入とIoTと曲げ加工ノウハウの融合により、事業該当工程で大幅な生産性向上を実現した。ロボットによって安全を確保でき、結果として増産にもつながった。高品質・高生産性な工程を実現し、スマートファクトリーの実現に向けて前進した。生産能力30%拡大を図る計画である。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
キャッシュドロアを中心にプレス・板金・組立を一貫して手がけ、国内外で実績があると書かれているが、経営戦略上の位置づけは具体的に示されていない。
国内シェア3~4割、国内外半々の販売、大手メーカーから高く評価されるなど具体的な強みが読み取れ、さまざまな仕様への対応力も書かれている。
小さい精密部品の加工事故リスクと熟練工依存という課題を認識し、ロボット導入で作業平準化と増産を図る具体的な方向性が書かれている。
生産能力30%拡大という目標は計画名や概要にあるが、付加価値額や賃上げの目標値、その実現可能性の根拠は読み取れない。
社員42名、資本金1,000万円といった規模は書かれているが、補助事業を遂行する体制や事務処理能力の具体的記述はない。
キャッシュドロアの国内外での実績やさまざまな仕様への対応力は読み取れるが、顧客ターゲットやニーズの裏付けの具体性は薄い。
IoTと曲げ加工ノウハウ融合の方向性や医療・航空機への展開構想は書かれているが、スケジュールや課題解決方法は具体的でない。
公開されている事例からは読み取れません。
キャッシュドロアはアメリカを中心に大手チェーンで使われ国内シェアも高いが、同分野で高価格化を図る旨は明示されていない。
レジスター関連市場の需要拡大や医療・航空機など成長分野への展開構想が書かれ、地域雇用としての高齢者・障害者雇用も示されている。
生産能力30%拡大という数値目標はあるが、補助金額に対する付加価値増加や費用対効果を示す記述はない。
IoTとロボットを使ったスマートファクトリー化が書かれているが、サプライチェーンやイノベーションへの波及効果の記述は薄い。
医療や航空機産業などの成長分野へ技術を活かす構想がわずかにうかがえるが、日本経済の構造転換への言及はない。
長野市松代町の地元企業で高齢者・障害者の雇用を進めている点は読み取れるが、地域の経済成長を牽引する具体的記述は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
キャッシュドロアをさらに極めつつ、医療や航空機産業などの成長分野にも積極的に技術を活かしていく考えである。
「技術ノウハウの継承を図るとともに、ロボット導入による作業平準化を進めることで、高齢者、障害者の活躍の場がさらに広がると期待しています」
公式の事例集より(原文のまま)
賞味期限印字のリスクを回避するため、カメラで印字を撮影して印字を解析・照合し、高い確率で認識するシステムを導入した。
効果:1日当たりの生産数 52パレット/日→102パレット/日
設計からアフターケアに至る全行程の内容と進捗を全従業員が共有できるよう、生産管理システムを導入した。
ハラル市場への海外販路拡大に向け、量産が困難な干物の一次加工であるオサ取り(内臓処理)を行う機械を導入した。