回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
ワイ・ケー・ピー工業株式会社
成果不良率の低減
| 事業者名 | ワイ・ケー・ピー工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 岐阜県 中津川市 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | 情報処理 |
| 従業員数 | 101人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1985年 |
金型の設計・製作から成形、表面処理、組立までの一貫生産が可能な部品メーカーで、自動車関連部品を柱に家電、住宅関連、OA機器などのプラスチック部品を製造し、年間約20億円を売り上げている。自動車業界で生き残るには「品質向上」と「コストダウン」が重要なキーワードになっている。
抱えていた課題
やったこと
自社でIoTシステムを開発し、主力製造設備である全25台の射出成形機に無線LANを活用して社内LANネットワークを接続した。成形機の稼働状態や生産状況を現在進行形でディスプレイに表示し、データとして確認できるようにした。工場内の機器に設置したディスプレイに加え、事務室のディスプレイやパソコンからも確認でき、多くの従業員が情報を共有できる体制を整えた。材料除湿乾燥機の記録の電子化、作業日報入力の電子化、金型保守管理を確立し、表示器にアラーム機能を付帯させた。
| ソフト | 自社開発IoTシステム(無線LANユニット親機、データパネル、大型ディスプレイ) |
|---|---|
| その他 | 射出成形機25台への無線LAN接続(社内LANネットワーク) |
| 検査測定 | 表示器(プログラム表示器、温度センサのアナログ値・異常値表示機) |
IoT化により成形機の稼働状況や生産状況をリアルタイムで把握できるようになり、手書き記入が不要になって慢性不良の改善に取り組む時間が確保できた。その結果、不良率、材料使用量、電気使用量が削減され、工場全体でコストダウンにつながった。品質向上とコストダウンにより、国内および海外輸出自動車メーカーからの高度な要求にも対応できる技術が備わり、マーケットが今後ますます広がると期待している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去の取組との一貫性は書かれていないが、自動車業界で生き残るため品質向上とコストダウンが重要と経緯に記載がある。
自動車業界の品質・コスト要求や海外輸出自動車メーカーの高度な要求に触れ、外部環境との関係はうかがえるが、強みの具体的根拠は薄い。
手書き記入ミスや目視選別の負担など課題を示し、IoT化で不良率低減や材料・電気使用量削減を達成したと具体的に書かれている。
付加価値額の年平均成長率や賃上げの目標値は書かれておらず、不良率低減などの定性的な成果のみ記載されている。
自社でIoTシステムを開発し無線LANで全25台を接続したと書かれ、推進体制の記載は薄い。
品質向上とコストダウンへの対応が顧客ニーズとして示されるが、ターゲットの明確化や選ばれる理由の詳細は乏しい。
導入の工程(無線LAN接続、表示器設置、ミーティング活用)は示されるが、中長期の検証やスケジュールは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
製造業の中で自動車部品の高品質化に向けた取組とはうかがえるが、分野の普及度や高価格化の記載はほぼない。
自動車・家電などの部品製造と年間約20億円の売上は書かれるが、波及効果や雇用創出への言及は乏しい。
不良率・材料使用量・電気使用量の削減が書かれ効果はうかがえるが、補助金額に対する費用対効果の数値は示されていない。
IoTを自社開発し、成形機25台を社内LANで接続して現場を可視化した点が具体的に書かれ、デジタル技術の活用が明確である。
IoT活用による製造現場の効率化は書かれるが、日本経済の構造転換への言及は見られない。
岐阜県中津川市の地域企業で年商約20億円とあるが、地域の経済成長を牽引する記述は読み取れない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
「品質向上」「コストダウン」に対応することにより、マーケットが今後ますます広がると期待している。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
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