回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
長良サイエンス株式会社
成果(-)-EGCgは試料溶液が1mgだと10分、0.2mgだと30分で必要なデータを得られた。
| 事業者名 | 長良サイエンス株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 岐阜県 岐阜市 |
| 業種 | 化学工業 |
| 技術分野 | バイオ |
| 従業員数 | 12人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 1999年 |
当社は岐阜大学教授を務めていた代表取締役社長が、大学で開発した生理活性天然物の分離精製技術を基に設立したバイオベンチャー企業である。食品や和漢薬中に含まれる約450種の生理活性天然物を研究用の高純度試薬として製造・販売しており、その大半は世界で初めて商品化された独自品である。独自の高分離能HPLCで精密分離した試薬を400種以上製造している。
抱えていた課題
やったこと
超伝導核磁気共鳴装置(NMR)を社内に導入し、従来は大学設備を借用していた分析を自社で行える環境を整えた。強い磁場の中で化合物の分子構造や物性を解析する装置で、液体ヘリウムで極低温にした超伝導コイルを用いる。(-)-EGCgと(+)-Sesaminの2種類の試薬で、構造及び純度解析の効果を従来品(大学設備)と導入した最新モデルで比較検証した。また導入機器の測定マニュアルを作成し、社員が誰でもスムーズに使用できる体制を整えた。
| 検査測定 | 超伝導核磁気共鳴装置(NMR) |
|---|
最新モデルの超伝導核磁気共鳴装置により、従来より迅速に測定でき、微量な試料でも短時間で確実な分析が可能になった。薬理活性物質の構造及び純度解明が効率化し、既存・新規製品の確認や受託業務で大きな効果を上げ、競合他社に対する競争力が強化された。測定マニュアルの共有により社員全員が必要なデータを自身で得られるようになり、研究への意欲も高まっている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業時の大学研究成果を基に高純度試薬を製造してきた経緯が書かれ、一貫性はうかがえるが、経営戦略上の位置づけは明示されていない。
独自品が世界初商品として国内外に販売され、HPLC用シリカゲルなど技術力の高評価が書かれるが、市場動向との関係は示されていない。
大学設備の借用に伴う空き時間や費用、専任者の大学通いが課題として書かれ、導入後の効率化も示されるが、売上・付加価値の目標は示されていない。
分析時間の短縮は示されるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
測定マニュアルを作成し社員全員が自身でデータを得られる体制を整えたと書かれ、体制整備は読み取れるが人員規模の詳細は薄い。
微量分析の需要増加や受託業務での利用が書かれ、ニーズへの対応は読み取れるが顧客ターゲットの整理は薄い。
導入後の利用状況や効果検証の手順は書かれているが、中長期のスケジュールや課題解決方法は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
独自品が世界で初めて商品化され、約450種の生理活性天然物を高純度試薬として販売している点が具体的に書かれている。
研究成果の製品化による機能性解明や新機能探索への利用はうかがえるが、国が補助する波及効果は書かれていない。
測定時間が従来の空き時間調整と月3時間の移動から短縮され、試料量も10分の1で済むと数字で示されている。ただし投入額対効果は書かれていない。
最新NMRによる高感度分析は書かれるが、サプライチェーンへの貢献やデジタル技術の活用は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
岐阜の地で大学研究成果を基に高付加価値試薬を製造している点は読み取れるが、地域経済への波及は書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
顧客の要求を満たすため、段取り、治具の製作、仕掛りスペース、待ち時間を減らす新型の複合加工機を導入することにした。
効果:部品1個の完成までの日数 3日→2日
3S活動を発展させた生産革新活動をベースに、自社オリジナルの工程見える化システムを構築した。
効果:工程管理表作成の担当者数 3名→1名