多品種・小ロット鋳造製品の生産性向上のための設備投資事業
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
| 所在地 | 大阪府 大阪市住之江区 |
|---|---|
| 業種 | その他の製造業 |
| 技術分野 | 電子部品・デバイスの実装 |
| 従業員数 | 5人 |
同所は、独自開発した機械装置と職人の手作業を組み合わせた「半手づくり」の生産体制を50年前から有し、木製リコーダーの製作・販売やメンテナンスを手掛けている。もともとは紡績機械用のボビンを製作しており、その刃物を自前で作っていた技術を応用してリーマーや特殊バイトを開発し、リコーダー事業を立ち上げた。製品は国内のほか、ドイツ、イギリス、アメリカ、韓国、台湾にも販路を広げている。大型楽器は価格が高くメーカーも少ない市場である。
抱えていた課題
やったこと
指孔切削加工機とリーマー類をオーダーメイドで導入し、切削加工の一部を見直して安定した製作と生産効率の向上を図った。堺市のネジメーカーと共同で新キーシステムとパイプを開発し、試作製造に成功した。堺市と東大阪市の町工場の技術を結集し、大阪ブランドの新キーシステムの製造に取り組んだ。新しい形状の外観を専門家と設計し、その内径に合う製品を作るためのリーマーを製作した。新チューナーを導入し、若手職人でも新設計の楽器の細やかな音程調整を正確に行えるようにした。外観の塗装やボディーカラーも刷新した。
新しい製品・サービス:大型リコーダー(テナーリコーダー、バスリコーダー)
大型楽器のオリジナルブランドを確立し、価格が高くメーカーも少ない大型楽器市場への参入を実現した。今までにない優れた大型楽器を完成させ、国際市場でのシェア獲得を目指せる体制が整った。若手職人でも正確な音程調整ができるようになり、生産の安定と効率化が進んだ。今回の開発で安定した経営基盤を築くことができた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
50年間のOEM製作と独自の機械・リーマー技術を背景に、大型楽器のオリジナルブランド化を経営上の課題と位置づけている。
普及品の原価率や海外引合いに触れ、世界に4社しかない大型楽器市場への参入で差別化を狙う姿勢はあるが、市場規模や競合の数値は示されていない。
手づくり工程の見直しや機械の経年劣化による生産中断を課題として挙げ、指孔切削加工機とリーマー導入で解決を図る方向が書かれている。
高付加価値化の目標値や賃上げの数値目標は記載されておらず、海外からの引合いが来ているとの記述のみである。
従業員5人の小規模体制で、堺市と東大阪市の町工場と共同開発した実績があるが、補助事業の遂行体制の詳細は薄い。
大型リコーダーの音程・音色の正確さを価値とし、プロ奏者やアマチュア奏者に向けた顧客ターゲットが示されている。
試作、設計、オーダーメイド機導入、塗装の順に開発が進んだ経緯が書かれているが、今後の具体的スケジュールは示されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
世界に4社しかないテナー・バスリコーダーの大型楽器市場に参入し、高水準の付加価値化を図る点が具体的に書かれている。
堺市・東大阪市の町工場やネジメーカーとの共同開発により地域の技術連携を生んでいる点はうかがえるが、経済波及効果の数値は示されていない。
補助金額や付加価値額の増加、生産性向上の数値は示されておらず、費用対効果は読み取れない。
レーザー加工機やチューナーなどの設備導入で技術継承を進める点はあるが、先端デジタル技術の活用は明記されていない。
公開情報では判断できません。
大阪府内の堺市・東大阪市と連携し、大阪ブランドのキーシステムを製造する地域の技術結集が具体的に書かれている。
大型楽器の開発成功によりタケヤマブランドの知名度が大きく向上すると期待している。既に国内外から引き合いが来ており、製品の種類や販路も広がると見込んでいる。ブランド化による製品力・開発力の向上で雇用の幅も広がり、若手製作家の育成につながると期待している。
今回開発した大型楽器は、リコーダーがさらに魅力的な楽器として確立するために必要なものであり、これによって次世代の愛好家や演奏家、製作家を増やすきっかけにしたいです
公式の事例集より(原文のまま)
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
車載モーター用ステーターの巻線と溶接(はんだ付け)を連続工程とするため、自動機や治具を試作・開発した。