装飾用アルミ製品への多様なニーズに対応する表面処理加工技術の高度化
半自動アルマイトラインを稼働させ、純粋装置と超音波装置を取り付けて量産使用の目途を立てた。
アイサン工業株式会社
成果廃棄処分する塗料スラッジ排出量 100%→90%
| 事業者名 | アイサン工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県 浜松市南区 |
| 業種 | その他の製造業 |
| 技術分野 | 材料製造プロセス,製造環境 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1970年 |
同社の売上の半数は塗装関連商品が占めている。主力の凝集剤エコマックスは、天然の鉱物を主成分とした環境負荷の低い無機系凝集剤である。湿式塗装ブースが多く採用される中、塗装工場では排水処理や廃棄物処理のルールが厳格で、塗料スラッジの回収に苦慮している。
抱えていた課題
やったこと
生産性と効率性の高いタンブラー混合機と自動充填機を導入した。混合工程では最適な温度・湿度管理のもとで短時間の混合を可能にし、材料の投入や混合物の排出の作業性も改善して粉塵の飛散を減らした。梱包工程では短時間で密閉性の高い充填ができるようにし、品質劣化の防止と工程短縮を図った。これらの設備を使い、塗料廃水を短時間(30秒程度)で分離する微粉末状の分離剤を試作開発した。
| 加工機 | タンブラー混合機 |
|---|---|
| 加工機 | 自動充填機 |
新しい製品・サービス:塗料廃水を分離する微粉末状の分離剤
試作した微粉末分離剤は、塗料分子の吸着性を高めて不粘着化し、塗料スラッジ同士の結合を強めて脱水性を向上させた。含水率が下がることで廃棄処理量も減少した。より微細な懸濁物質も吸着し、消臭・除菌効果により水の腐敗を防止できることを確認した。他社製品比で廃水処理コストを50%以上削減できることも実証された。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
既存商品の凝集剤エコマックスの改良と塗装工場からの要請への対応が書かれ、過去の取組との連続性は読み取れるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
塗装工場の廃液処理の苦慮という市場ニーズと、天然鉱物を主成分とする環境負荷の低い製品という強みに触れるが、競争優位の定量的根拠は乏しい。
廃液処理の作業負担や設備故障という課題を示し、微粉末化による高付加価値分離剤の開発と生産工程見直しで解決を図る計画が書かれている。
廃水処理コストを他社製品比で50%以上削減、廃棄塗料スラッジ排出量を従来比10%減と数値目標と実証結果が示されている。
公開されている事例からは読み取れません。
塗装工場からの要請に応える安価で機能性の高い分離剤という価値と、分離時間30秒程度などの選ばれる理由が具体的に書かれている。
混合工程、梱包工程の短時間化など工程ごとの課題と対応策が示されるが、スケジュールは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
塗装ブースの湿式廃液処理という分野で、微粉末化による不粘着化や脱水性向上など、同分野で高水準の機能性を図る内容が書かれている。
環境負荷低減や地球環境改善への貢献が書かれ、今後の市場拡大も期待されるとあるが、波及効果や雇用創出の具体的記述は少ない。
他社製品比で廃水処理コストを50%以上削減し、廃棄物排出量を10%減らすなど、費用対効果を数値で示している。
環境配慮型の無機系凝集剤として塗装業界の廃液処理に貢献するとあるが、デジタル技術やサプライチェーン全体への言及は薄い。
環境関連技術の開発と実用化に注力するとあり、環境分野への進出がうかがえるが、構造転換への言及は明確でない。
浜松市の事業者であることは示されるが、地域特性を活かした雇用や地域経済成長への記述は読み取れない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
塗装工場から寄せられた声に応えた新商品であり、今後の市場拡大が期待できる。今後も環境関連技術の開発と実用化に注力し、地球環境改善への貢献を通じて企業価値を高めていく。
半自動アルマイトラインを稼働させ、純粋装置と超音波装置を取り付けて量産使用の目途を立てた。
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
日本国内での販売普及を目指す低コスト超小型電気自動車の試作開発に取り組んだ。
効果:ホイールベース100mmの延長に対し、最小旋回半径は0.45m短縮