オーガニック野菜を材料とした加工品の製造・生産拡大
本事業で5つの設備・器材を導入した。
有限会社清水養鶏場
| 事業者名 | 有限会社清水養鶏場 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県 静岡市葵区 |
| 業種 | 農業 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 1993年 |
有限会社清水養鶏場は創業70年を超える県内有数の養鶏場で、自社ブランド卵「美黄卵」は農林水産大臣賞の受賞後に全国的に知られるようになった。近年は多様な消費者ニーズと鶏卵市場の成熟により個人消費量がほぼ横ばいで推移し、エサをはじめとする原材料コストの高騰が利益を圧迫していた。このため同社は、既存の卵自動販売機や工房でのシフォンケーキ販売を拡充し、新たな付加価値を生み出す必要に迫られていた。
抱えていた課題
やったこと
既存のシフォンケーキが主にグループ向けであったことから、個人向けの新商品としてプリン、シュークリーム、カステラの3種類を開発することとした。製造と保存の体制を整えるため、一度に大量の商品を焼けるデッキオーブン、調理後の細菌発生を防ぐブラストチラー、商品保管用の冷蔵ショーケースを導入し、あわせて小型チラーも導入した。設備導入後に試作を進めたところ、シュークリームとカステラは製造過程で技術と体力が必要で品質を均一にすることが難しかった。一方でプリンは顧客評価が高く安定供給が可能だったため、量産計画へ移行しスタッフも増員した。また、スチームオーブンを導入して商品開発に活用した。
| 加工機 | デッキオーブン |
|---|---|
| 加工機 | スチームオーブン |
| その他 | ブラストチラー |
| その他 | 冷蔵ショーケース |
| その他 | 小型チラー |
新しい製品・サービス:個人向けのプリン、シュークリーム、カステラの3種類の菓子。ブランド卵「美黄卵」を使用した製品として開発を進め、プリンを量産化した。
小型チラーやショーケースの導入により製造・保存の環境が整い、保存期間をある程度確保できるようになったため製造量を増やすことができた。プリンは量産に移行し、スタッフも増員された。直販部門の売上は好調で、自動販売機に並ぶ勢いとなっている。本社直売所も令和元年にリニューアルされ、再びメディアの注目を集めている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
既存の菓子製造・販売や直売所機能を拡充する流れが読み取れるが、経営戦略上の位置づけは明示されていない。
ブランド卵「美黄卵」や農林水産大臣賞、しずおか食セレクション認定など強みは書かれるが、市場動向との関係の説明は薄い。
原材料コストの高騰が利益を圧迫している課題を明示し、新商品開発と製造能力強化で付加価値向上を図る計画が書かれている。
付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、売上が好調という定性的な記述のみである。
試作開発から量産計画へ移行しスタッフの増員も図られたとあるが、体制や事務処理能力の詳細は薄い。
顧客層から個人向けの新商品を検討し、プリン・シュークリーム・カステラの3種類を開発したと、ターゲットと商品が具体的に書かれている。
試作から量産への段階移行や予冷機械導入など工程は書かれるが、スケジュールの明示は乏しい。
公開されている事例からは読み取れません。
卵を使った菓子は一般的な分野だが、ブランド卵の付加価値化を図る点はうかがえる。
地元の雇用増や直売所の集客など地域への効果がわずかにうかがえるが、国が補助する積極的理由は書かれていない。
補助金額や付加価値増加の数値は書かれておらず、費用対効果は判断できない。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
地域の養鶏場が直売所と菓子製造で地元に愛される取組を行う点は読み取れるが、経済成長への牽引は具体的でない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
将来的には地域の子ども向けのお菓子作り体験を実施したいと考えている。
作業環境の向上もありますが、お客様が立ち寄りやすい空間を目指しました。将来的には地域のお子さん向けにお菓子作り体験なんかもできたら面白いですね。
公式の事例集より(原文のまま)
本事業で5つの設備・器材を導入した。
スチームラックオーブン(ZEN SRZ-10E)を1台導入し、従来のオーブンに比べ2倍の数量の「じゅわっと半熟たまごカステラ」を焼けるよう…
効果:1日の製造数 210個→420個
工場内のレイアウトを見直し、導入設備のレイアウトを作成して発注した。