自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
株式会社岡崎製作所
成果段取り時間 3時間→2時間
| 事業者名 | 株式会社岡崎製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県 藤枝市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1968年 |
株式会社岡崎製作所は藤枝市の工業集積地に工場を構え、昭和43年に設立された。丸物の切削加工を得意とし、NC旋盤やマシニングセンターを使って多品種小ロットの生産を行い、顧客の試作開発に応えてきた。主に産業用機械に用いられるアキュムレータ(蓄圧器)を生産している。一方で売上のおよそ9割が単一の取引先に依存しており、その取引先から多ロット品の生産依頼が出てきた。
抱えていた課題
やったこと
CNC旋盤を導入し、材料を自動で供給するバーフィーダーを設置して無人でも生産できる体制を作った。サブチャックを設けて従来2工程だった旋盤加工を1工程に短縮し、旋盤にミーリング機能を付けてマシニングセンターのような複合加工を可能にした。また、検査工程に画像寸法測定器を導入し、投影した部品を瞬時に測定して品質を保証できるようにした。
| 加工機 | CNC旋盤 |
|---|---|
| 加工機 | バーフィーダー |
| 検査測定 | 画像寸法測定器 |
材料の自動投入により夜間の自動生産が可能になり、生産体制が大きく変わった。旋盤の複合加工により、従来4工程必要だった同一部品の製造が同時処理できるようになった。画像寸法測定器で検査が大幅に速くなり、品質の保証もできるようになった。取引先からの受注に問題なく対応でき、新たな試作加工の話も出ている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
既存の丸物切削・多品種小ロット中心の事業から、多ロット対応の生産体制構築へ発展させる一貫性が読み取れる。
特定取引先への売上依存が約9割と明示され、多ロット品対応と高い顧客対応力を強みとして位置付けている。
既存設備では3勤制が必要で製造コストが増える課題を認識し、CNC旋盤導入で無人生産を図る具体策を示している。
段取り時間を3時間から2時間に短縮、測定を2分から5秒に短縮するなど数値目標と結果が示されている。
社内の人材や事務処理体制についての記述は見当たらず、体制はわずかにうかがえるのみである。
顧客の試作開発ニーズに応える強みや多ロット需要は読み取れるが、ターゲットの裏付けは具体性が薄い。
導入設備の機能と工程短縮の方法は示されるが、中長期の検証やスケジュールは記載がない。
公開されている事例からは読み取れません。
産業用アキュムレータの分野に関する記述はあるが、普及度や高付加価値化の度合いは示されていない。
産業用機械用部品の製造という記述はあるが、波及効果や雇用創出など国が補助する理由は明示されていない。
3勤制回避や工程数の削減、段取り時間短縮など生産性向上の効果が数字で示されている。
自動投入や画像寸法測定器の導入は見られるが、地域やサプライチェーンへの貢献は記述されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
藤枝市の工業集積地に立地し地域企業である点は読み取れるが、地域成長への牽引は具体的に書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
新規取引先の開拓も積極的に行っていきたいとしている。
多ロット対応を図れたことで、工場全体の生産性も向上しました。整備された環境を活かして、今後は新規取引先の開拓も積極的に行っていきたいです。
公式の事例集より(原文のまま)
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円