サッシの金型レス生産ラインの構築による短納期化・多品種生産の実現
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
株式会社田中金型製作所
成果加工時間 30時間→18時間
| 事業者名 | 株式会社田中金型製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県 名古屋市 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 38人 |
| 資本金 | 1,800万円 |
| 設立 | 1968年 |
株式会社田中金型製作所はプラスチック金型の製造を手掛けており、扱う金型は自動車のドアハンドルやシフトレバー、パネルなどの自動車内装部品向けである。トヨタ自動車株式会社やスズキ株式会社など大手自動車メーカー向けの受注が売上高の90%程度を占めていた。顧客ニーズの変化を受け、高硬度材の加工を可能にする新素材への着目が進んでいた。
抱えていた課題
やったこと
平成27年度補正ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金を利用し、牧野フライス製作所製の電極加工機を導入した。電極材には銅素材とグラファイト素材を混ぜ合わせた銅含浸グラファイトを採用し、高い硬度を備えながら寸法精度を向上でき、加工時間も短縮できる素材として活用した。この機械の導入と新素材の活用により、加工時間は従来の30時間から18時間へと40%短縮した。材料コストは320円/㎠から40円/㎠へと87.5%削減することに成功した。この電極加工機には防塵対策機能も付いており、粉塵による機械の故障や従業員の吸引を防ぐことができた。
| 加工機 | 牧野フライス製作所製 電極加工機 |
|---|
新素材の銅含浸グラファイトと電極加工機の導入により、加工時間が短縮され生産性が向上した。材料コストも大幅に削減された。より多様な要望にも応えられるようになり、品質の向上にもつながった。防塵機能により粉塵による機械故障や従業員の健康被害を防ぎ、作業環境も改善され、清掃作業も短縮できた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
自動車内装向け金型の受注が売上の90%程度を占めるとあり、既存事業との連続性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
大手自動車メーカーからの受注が多いとあるが、市場動向や自社の強み・弱みと競争優位性の関係は述べられていない。
加工時間の30時間から18時間への40%短縮や材料コストの87.5%削減など課題と効果は具体的だが、高付加価値化に向けた計画の記述は薄い。
加工時間を30時間から18時間へ40%短縮、材料コストを320円/㎠から40円/㎠へ87.5%削減と数値目標の成果が示されている。
外国人労働者の活用と人材育成のノウハウに触れているが、補助事業を遂行する体制の具体的な記述は少ない。
品質向上と多様な要望への対応、自動車内装部品向けの受注は読み取れるが、顧客ターゲットやニーズの裏付けは具体性が薄い。
医療や食品・環境分野への進出を試みるとあるが、遂行方法やスケジュール、課題解決の方法は明示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
銅含浸グラファイトを電極材に使う加工は新素材の活用と書かれるが、普及度や高価格化の水準までは述べられていない。
医療や食品・環境など新分野への進出や次世代の生産技術継承に触れるが、国が補助する理由や経済波及効果は書かれていない。
約900万円規模の補助金の金額は書かれていないが、材料費87.5%削減と加工時間40%短縮という費用対効果の数値が示されている。
新素材と専用電極加工機の導入で品質向上を図るとあるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は述べられていない。
医療や食品・環境など新しい分野への進出を試みるとあり、構造転換との関係はわずかにうかがえる。
名古屋市守山区の事業所で金型製造を行うとあるが、地域の特性を活かした雇用や経済成長への言及は少ない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後も自動車内装用の金型生産に力を入れつつ、医療や食品・環境など新しい分野にも進出し、より複雑な金型の製造を試みていく。外国人労働者を含めた次世代への生産技術の継承と育成を通じて、付加価値の高い金型を提供し続けたい考えである。
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分