高齢者施設向け「カシデリ」事業の物流整備とIot導入によるオートメーション化
大量荷捌きが可能な新倉庫を開設し、カシデリ専用のECサイトと既存の基幹システムを連携させた。
効果:高齢者施設の利用件数 104件→475件
有限会社お菓子職人おとべ
成果包装処理速度 5個/分→50個/分
| 事業者名 | 有限会社お菓子職人おとべ |
|---|---|
| 所在地 | 三重県 志摩市 |
| 業種 | 飲食料品小売業 |
| 従業員数 | 12人 |
| 資本金 | 500万円 |
同社は志摩市の賢島保養地内で生菓子(ロールケーキ・シュークリーム)を中心に販売し、店舗内に喫茶スペースも併設している。地元を中心に幅広い客層を持ち、伊勢志摩国立公園内の立地から観光客や県外からの来店者も少なくない。商品別売上構成は洋生菓子が約6割、洋干菓子が約3割で、実店舗のほか通信販売も行っている。地域資源「あおさ」を使ったパイが好評となり、販路開拓と卸業・OEM分野への進出を目指していた。
抱えていた課題
やったこと
焼き工程と包装工程の間の滞留を解消するため、工場を新たに建設して焼き工程から包装工程へ円滑に流れる作業動線を構築した。導入した自動包装機は1分間に約50個の包装が可能で、手作業の5〜6個から大幅に向上した。自動包装機はサーマルタイプのシール機を内蔵し、包装と裏貼りシールの印刷を同時に行えるため、個包装への裏貼りシール作業が不要になった。機械は多品種100種類の包装に対応し、噛込防止装置付きで、独自開発のシールヒータにより高品質なシール仕上がりを実現した。導入後は実際に稼働させて工程不良率、生産能力、包装の均一性に評価基準を設けて品質を評価し、メーカー担当者による試運転と操作・メンテナンスの説明を受けた。
| 加工機 | 自動包装機 |
|---|
新しい製品・サービス:地域資源「あおさ」を使った洋菓子「志摩のあおさいっパイ!」。パイ生地とあおさをコラボさせた商品で、あおさの香りをパイ生地に閉じ込めた。
自動包装機の導入により包装処理速度が大幅に向上し、包装に要する作業時間が10分の1となった。包装の均一化と工程不良率の改善により、資材・材料ロスの減少も期待される。人員は3名体制から1名に削減でき、余力の時間と人材を卸部門向けの製造工程に充てられるようになった。作業動線が流れる仕組みができ、経験に左右されず柔軟な対応が可能になった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
地域資源あおさを使ったパイが好評で、卸業・OEM分野へ進出する方針が示されているが、経営戦略上の位置付けの説明は薄い。
県内外のスーパーやホテルから問合せが増えたことが書かれ、販路拡大を狙う外部環境は読めるが、競争優位の分析は具体的でない。
手作業の包装が1分5〜6個、工程不良率約5%、焼き工程と包装工程の滞留約160分という課題が数字で示され、自動包装機で解決する流れが明確。
包装処理速度が1分5〜6個から約50個へ、包装時間が10分の1、担当者3名から1名、工程不良率5%から0.5%と数値目標と成果が示されている。
メーカー担当者による試運転やマニュアル説明、操作担当者の配置が書かれるが、事務処理や推進体制の詳細は読み取れない。
あおさパイが最優秀賞を受賞し、ホテルやサービスエリア等への販路拡大を目指す需要が書かれるが、顧客ターゲットの整理は薄い。
新工場建設、ライン設計、試運転、生産再開時の販路拡大計画など手順は示されるが、中長期の検証や具体的スケジュールは乏しい。
公開されている事例からは読み取れません。
あおさを使ったパイは地域色のある商品で、バター・塩味とあおさの風味を組み合わせた点は読めるが、分野での高付加価値化の水準は示されない。
あおさを活用した地域資源商品で、ご当地スイーツとして地域性や話題性があると述べられ、地域の経済効果の記述がある。
包装時間が10分の1、人員が3名から1名、残業的な時間短縮が約3時間/日と数字で示され、費用対効果の一端がうかがえる。投入額は書かれていない。
自動包装機は内蔵サーマルシール機で包装と裏貼りを同時に行う点が書かれるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は限定的。
公開されている事例からは読み取れません。
伊勢志摩の特産あおさを使い、地元ホテルや地産地消、観光客への周知を目指す点が書かれ、地域の特性を活かした事業と読める。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
現在あおさパイの生産は一時的に休止しているが、焼き菓子の製造工程の生産効率は飛躍的に向上している。生産再開時には伊勢市や志摩市のホテル、旅館、県内外のスーパーへ販路を広げ、全国からの観光客に商品に触れてもらう機会を増やして知名度向上を目指す。
大量荷捌きが可能な新倉庫を開設し、カシデリ専用のECサイトと既存の基幹システムを連携させた。
効果:高齢者施設の利用件数 104件→475件
蓄電機能付きの新型IBCローリー車両を開発し、IBCコンテナ(液体用コンテナ)を2基搭載するとともに、廃油回収用ポンプを搭載した。
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