自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
株式会社フジタイト
成果ノックピン穴の位置精度 50ミクロン→20ミクロン
| 事業者名 | 株式会社フジタイト |
|---|---|
| 所在地 | 京都府 宇治市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 20人 |
| 資本金 | 2億円 |
| 設立 | 1986年 |
当社は2012年より可変バルブ試作品を自動車メーカーに継続納入し、実績を積み重ねてきた。現在、顧客より次世代型可変バルブの試作品製作の要請を受けているが、求められる品質レベルは現行型以上の高精度で、現在の製作手法では実現不可能である。
抱えていた課題
やったこと
最新の複合旋盤とマシニングセンターを導入し、加工機自体の加工精度を向上させた。製作工程では、焼入れ鋼の採用により治具の材質をS45CからSKD61に変更し、焼入れをHRC45からHRC60に、仕上げをマシニング加工から研磨に変更した。治具の締め付けにはトルクレンチを採用し、常時10N・mで締め付けることで脱着精度を約±25ミクロンから±6ミクロン以下に改善した。ワイヤーカット加工では装置メーカーの助言を受けて電気抵抗値を調整し、仕上げ回数5回でRa0.5以下を実現、最終製品の実測値はRa0.184となったため外注の研磨工程を廃止した。導入した画像寸法測定器により輪郭度を非接触で高速かつ高精度に評価できるようにした。試作品5台を製作して社内評価を行い、顧客の無償サンプル評価でも全て要求公差内であった。
| 加工機 | 複合旋盤 |
|---|---|
| 加工機 | マシニングセンター |
| 加工機 | ワイヤーカット加工機 |
| 検査測定 | 画像寸法測定器 |
新しい製品・サービス:次世代型可変バルブの試作品
試作品製作の要求品質を満たす加工・評価体制が整った。ワイヤーカットの条件見直しにより面粗さがRa0.5以下となり、最終製品の実測値はRa0.184に達したため、研磨の外注を廃止してワイヤーカット工法に切り替えられるようになった。治具の材質と締め付け方法の見直しにより脱着精度が大幅に改善した。顧客の無償サンプル評価で全て要求公差内と確認され、次世代型可変バルブ部品の顧客要求を満たすことが確認された。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
2012年から可変バルブ試作品を自動車メーカーに継続納入した実績があり、次世代型可変バルブ対応は既存事業の延長と読めるが、経営戦略上の位置付けの記述は薄い。
自動車試作業界での優位性確立や他社との差別化を掲げているが、市場動向や自社の強み・弱みの分析は書かれておらず、具体性が薄い。
ノックピン穴の位置精度を50ミクロンから20ミクロンへ、リードタイムを2週間から1.5週間へと課題と数値目標を明示し、解決手法も示している。
面粗さRa0.5以下、位置精度20ミクロン、リードタイム3日短縮など数値目標が示され、実測値Ra0.184や顧客評価での全数良品確認など実現性の根拠もある。
公開されている事例からは体制や人材の具体的な記述は読み取れず、わずかに設備や測定器の保有状況がうかがえる程度である。
次世代型可変バルブで求められる高精度レベルと顧客からの試作要請が明記され、顧客ターゲットと選ばれる理由の一部が読み取れる。
冶具の材質変更、トルクレンチ導入、研磨工法の廃止など課題の解決方法は示されているが、中長期の検証やスケジュールの詳細は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
試作から量産まで高付加価値技術を掲げ、次世代型可変バルブの高精度要求に応える点は読み取れるが、分野の普及度や高価格化の水準は具体的に示されていない。
国際競争が激化する自動車産業の開発を支え、日本の基幹産業の成長に寄与すると述べられているが、波及効果や雇用創出の数字は示されていない。
精度改善や研磨工程の廃止、リードタイム3日短縮など効果は具体的だが、補助金額に対する付加価値増加額の記述がなく費用対効果は判断しきれない。
ワイヤーカットや画像測定器など先端的な設備導入はうかがえるが、サプライチェーン全体のイノベーションへの貢献は明記されていない。
自動車産業の開発支援と基幹産業への寄与が述べられており、構造転換への言及はわずかにうかがえる程度である。
公開されている事例からは読み取れません。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
顧客からの今後の本格受注に向けて試作品製造体制を確立した。国際競争が激化する自動車産業の開発を支え、日本の基幹産業の成長に寄与するとともに、自社の成長と社会的責任を果たしていく。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
株式会社キーエンスの画像寸法測定器IM-6700を導入し、技術担当者から操作方法の訓練を受けた。
効果:測定時間 5分→0.004分