サッシの金型レス生産ラインの構築による短納期化・多品種生産の実現
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
株式会社ツー・ナイン・ジャパン
成果一体型杵に比べて約30〜50%の低減が実証された
| 事業者名 | 株式会社ツー・ナイン・ジャパン |
|---|---|
| 所在地 | 京都府 京都市 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 25人 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 1989年 |
当社は錠剤製造用金型(杵と臼)の製造販売を行い、製薬業界の長年の課題である打錠障害の解決を得意としている。特許技術や認定により錠剤製造金型分野で地位を築いてきた。国内の製薬メーカー・健康食品メーカー約200社が主要取引先である。
抱えていた課題
やったこと
DMC杵(異種金属接合による分離式打錠杵)の製造に必要な設備を導入し、量産製造のための専用ラインを構築した。新たに導入したのは30t油圧プレス機、高精度高速小径微細加工機(マシニングセンタ)、CNC精密旋盤、乾式洗浄機(ECOミラー)である。自動化・ロボット化は京都市産業技術研究所との共同研究で進め、旋盤4台はコンベヤで連続処理する。職人の手作業のノウハウと自動化を融合し、精密な杵の製作に高いレベルで適合する製造ラインを完成させた。
| 加工機 | 30t油圧プレス機 |
|---|---|
| 加工機 | 高精度高速小径微細加工機(マシニングセンタ) |
| 加工機 | CNC精密旋盤 |
| 加工機 | 乾式洗浄機(ECOミラー) |
| ロボット | ロボット化した切削工程の設備 |
新しい製品・サービス:DMC杵(分離式の異種金属接合杵)の量産・販売
DMC杵は杵全体の使い捨てをなくし環境負荷を軽減するとともに、一体型杵に比べて製薬会社のトータルランニングコストを約30〜50%低減できることが実証され、多くの製薬会社に採用されている。製造環境の快適化により他業種からの入社者も増え、人材確保に好循環が生まれている。2021年より南丹市の新工場で生産を拡大し、国内にとどまらず海外市場への展開も視野に入れている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
2000年に半導体部品金型の離型技術を活用して錠剤製造用金型事業を開始し、特許取得や認定を重ねて現在の事業につなげてきたことが沿革から読み取れます。
国内の製薬・健康食品メーカー約200社との取引や、海外市場が国内の約10倍とされる点から、市場と自社の強みを踏まえた方向性がうかがえます。
打錠杵の破損による廃棄の環境・コスト負荷という課題を捉え、分離式DMC杵で解決する計画が示されています。製薬会社のランニングコストを30〜50%低減できたとの記述もあります。
製薬会社のランニングコストを30〜50%低減できたとの記述はありますが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていません。
従業員25人の体制と、職人の手作業ノウハウに自動化を組み合わせた製造ラインを構築したとの記述はあるものの、補助事業の遂行体制の詳細は乏しいです。
打錠障害の解決や杵の破損対策といった顧客の強い要望に応え、DMC杵の販売に至った経緯が示されています。
2021年に南丹市で新工場を建設して生産を拡大し、産業技術研究所との共同研究を続けるという方針は示されていますが、スケジュールは具体的ではありません。
公開されている事例からは読み取れません。
DMC杵は業界初の分離式構造で、杵洗浄の乾式洗浄機ECOミラーも業界初と記載され、特許も取得しています。
高齢化や薬価低下、ジェネリック医薬品の増加を背景に、製薬会社のコスト削減に応える必要性が述べられています。雇用効果は数値で示されていません。
製薬会社のトータルランニングコストを30〜50%低減できたと実証された点は示されていますが、補助金額に対する効果の数値は記載がありません。
京都市産業技術研究所との共同研究で切削工程をロボット化し、旋盤4台をコンベヤで連続処理する仕組みを構築したとの記載があります。
ジェネリック医薬品の増加や製薬方法の高度化に伴う需要増を見込み、海外市場への展開も視野に入れていることが述べられています。
南丹市の京都新光悦村に新工場を建設し、京町家を保全するなど地域の資源を活かしつつ、人材確保の好循環も生まれたと記載されています。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
新工場での生産拡大を進め、産学連携を強化しながら国内外の市場に技術を発信していく。
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
大型製品の加工に対応するため、マシニングセンタを導入した。