装飾用アルミ製品への多様なニーズに対応する表面処理加工技術の高度化
半自動アルマイトラインを稼働させ、純粋装置と超音波装置を取り付けて量産使用の目途を立てた。
有限会社衣笠木工所
| 事業者名 | 有限会社衣笠木工所 |
|---|---|
| 所在地 | 兵庫県 たつの市 |
| 業種 | 木材・木製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 資本金 | 500万円 |
| 設立 | 1986年 |
近年は中元等の贈答習慣の衰退や食習慣・嗜好の変化により、素麺ギフト用化粧木箱の需要が縮小し、当社主力製品の生産量は頭打ちになっていた。一方で、おせち料理や地域の名産品・特産品向けの多様で高級志向の小型木箱の需要が増加傾向にあり、海外製から日本製へ切り替える企業も見られるようになった。木箱専門メーカーとしての地位を確かなものにするため、ボンド付けによる小型木箱の量産体制を整える必要があった。
抱えていた課題
やったこと
ボンド付け仕様ラインのVカット加工工程に全自動Vカットソー加工機を導入した。同機はコンピューター制御により材料の位置や加工角度を自動で調整し、加工速度が速く仕上がりも高精度である。既存のVカットルーターと併用することで生産能力が大幅に向上し、フリーサイズ小型木箱の増産が可能になった。多種類の加工パターンを記憶でき、0.1mm単位の精度で位置決めや測定ができるため、不慣れな作業者でも簡単な操作で精度の高い加工が可能になった。刃物走行部を覆う安全カバーが装備されており、作業の安全性と集塵性も向上した。
新しい製品・サービス:迅速な試作品製作による新製品開発(取引先の多様なサイズやデザインの要望に対応)
Vカット工程の段取り替え作業時間が大幅に削減され、工程全体の作業時間は最大で10分の1程度まで短縮された。短納期での生産が可能になり、年間約30万箱、売上高にして約6千万円の増産となった。生産ラインを止めずに試作品を迅速に作れるようになり、取引先の要請に柔軟に対応できるとともに新製品開発の競争優位性が強化された。品質が向上し不良率も大幅に削減された。安全カバーと集塵性の向上により作業の安全性と職場環境が改善された。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
既存の主力製品である素麺ギフト用木箱の需要縮小を受け、小型木箱の量産体制整備を経営上の課題として位置付けている。
木箱専門メーカーとしての地位確立や海外製からの切替需要が書かれるが、自社の強み・弱みを数値で比べた記述は乏しい。
ボトルネックだったVカット工程を課題として特定し、段取り時間の大幅削減で年間約30万箱・約6千万円の増産を見込んでいる。
工程作業時間が最大10分の1程度に短縮され、年間約30万箱・売上約6千万円の増産という目標と成果が具体的に示されている。
従業員数は0人とあるが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制についての記述はうかがえない。
フリーサイズ小型木箱の需要拡大や高付加価値のオーダーメイド品への対応が書かれるが、顧客ターゲットの整理は薄い。
新設備導入の経緯は書かれるが、中長期の検証や遂行スケジュールについての記述はうかがえない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
高級志向の小型木箱で高付加価値のオーダーメイド品を扱うとあるが、分野の普及度や高水準の価格設定を示す記述は薄い。
地域の名産品や特産品向けの木箱需要に触れるが、国が補助する波及効果や雇用創出の記述はうかがえない。
補助対象設備の導入で年間約30万箱、売上約6千万円の増産と不良率の大幅削減が示されており費用対効果が読み取れる。
コンピューター制御の自動加工機の導入は読み取れるが、サプライチェーン全体への貢献や新ビジネスモデルは書かれていない。
公開情報では判断できません。
地域の名産品向け木箱への需要に触れるが、地域経済の成長を牽引する記述まではうかがえない。
HACCP対応とFSSC22000の取得を視野に入れ、安心・安全への取り組みを進めるとともに、2020年には名実ともに業界ナンバー1をめざす。
半自動アルマイトラインを稼働させ、純粋装置と超音波装置を取り付けて量産使用の目途を立てた。
医療用内視鏡部品の開発を手掛かりに医療機器市場への参入を図った。
効果:生産性 100%→130%
ワーク交換用のロータリーテーブルと、加速度の速い最新鋭の横型マシニングセンタを導入した。
効果:主脚内部挿入部品の1本あたり加工時間 2.5時間→2時間