回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社高木包装
| 事業者名 | 株式会社高木包装 |
|---|---|
| 所在地 | 奈良県 奈良県葛城市 |
| 業種 | パルプ・紙・紙加工品製造業 |
| 技術分野 | 機械制御 |
省資源化へと進む中、100%リサイクル可能な段ボールは95%以上が回収され新しい段ボールに生まれ変わっている。資源節約のため薄いEフルートのニーズが増え、輸送中の傷を避けるために金属ワイヤ止めよりグルア(糊付け)の需要が高まってきた。しかし当時の機械では、Eフルートの大型段ボールで自動製造できない工程があった。
抱えていた課題
やったこと
大型Eフルートへの対応が可能なプリンタースロッタを導入し、製造工程の自動化を実現した。これにより手作業によるグルア処理の工程が一切なくなった。その結果、製函工程の時間が短縮され、大型Eフルートの大量生産が可能になった。さらに印刷用のインクを変更したことで乾燥時間が不要となり、製作時間が大幅に短縮された。
| 加工機 | プリンタースロッタ |
|---|
新しい製品・サービス:段ボール製の新商品としてHACO BOUNO(ハコボーノ)と、Komoru-no(コモルーノ)シリーズ(コンパクト、デスク、プレミアム)を開発した。
大型Eフルートの自動製造ラインを確立したことで、製函工程の時間が短縮され、大型段ボールの大量生産が可能になった。手作業のグルア処理がなくなり、工程にかかる従業員人数は従来の半数以下となって人員配置を変更した。その結果、会社全体の残業時間が減った。乾燥時間が不要になり製作時間も大幅に短縮され、生産量が増えたことで、すべての受注に対応できるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
段ボール製造と全工程自社完結、5年連続入賞など過去の取組の積み重ねはうかがえるが、経営戦略上の位置付けは明示されていない。
省資源化ニーズと大型Eフルートの受注増への対応が書かれ、外部環境と強みは読み取れるが、競争優位の定量的な根拠は薄い。
手作業のグルア処理が不可能だった課題に対し、プリンタースロッタ導入で自動化し、受注増に対応できた流れが具体的に書かれている。
製函工程時間の短縮や残業削減は書かれるが、付加価値額や賃上げの目標値・数値は示されていない。
事業推進体制や人材について、人員配置を変更したことが触れられる程度で、補助事業の遂行体制は具体的に書かれていない。
段ボールの新商品(ハコボーノ、コモルーノ)と用途は書かれるが、顧客ターゲットやニーズの裏付けは限定的。
製造ラインの自動化は書かれるが、スケジュールや中長期の課題解決の遂行方法は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
抗菌ニス加工の段ボール製品など差別化は示されるが、高価格化や高付加価値化の水準は数値で示されていない。
省資源化やリサイクル性に触れるが、波及効果や雇用創出など国が補助する積極的理由は書かれていない。
製函時間短縮と従業員数の半減、残業削減の効果が書かれ、費用対効果を一部うかがえるが投入額との比較はない。
プリンタースロッタによる自動化は書かれるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は限定的。
公開されている事例からは読み取れません。
関西圏でのオンリーワン製造ラインとされるが、地域の特性を活かした雇用や成長への言及は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
小型容器の増産に対応するため、ワークの小型化に対応した簡易円周溶接装置を導入した。
電子部品の実装作業に長年取り組んできた経験と、現場のニーズへの理解、社内技術者による在庫管理システムの設計力を活かし、中小の電子部品を扱う…