回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
成果生産量 1倍→2倍
| 所在地 | 奈良県 黒滝村 |
|---|---|
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境,機械制御 |
| 設立 | 1984年 |
当製麺所は1984年に奈良県吉野郡黒滝村で創業し、三輪素麺や手延べうどん・そばを製造している。売上は組合への卸が約8割を占め、残り約2割は贈答先の口コミを中心にDM、自社カタログ、FAX等による直売で展開している。2021年現在は素麺の需要が巣籠もり需要もあって高騰しているが、一過性の可能性が高く、生産者の廃業などで供給量が減っていることが在庫不足の一因となっている。
抱えていた課題
やったこと
本事業では新型の冷却除湿器(乾燥機)を導入した。これにより、天候や湿度に大きく影響を受けていた乾燥工程で温度と湿度を一定に管理できるようになった。同時に生産量が約2倍に向上し、省エネによるコスト削減も可能になった。生産環境が安定して生産能力に余裕が生まれたことで、新商品の開発試作と量産に取り組めるようになった。
| 加工機 | 新型の冷却除湿器(乾燥機) |
|---|
新しい製品・サービス:手延べにゅうめん、薬膳そうめん(にゅうめん)、熟成素麺「3年古物(ひねもの)」など
乾燥工程の温度と湿度を一定に管理できるようになり、時間が短縮されて品質が向上した。生産量は約2倍に増え、省エネによるコスト削減も可能になった。生産環境の安定によって生産能力に余裕が生まれ、冬季や通年で販売できる新商品の開発試作と量産が実現した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来の三輪素麺製造や手延べ製法の応用が書かれ、特殊麺開発の継続性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
組合卸が約8割、残り2割を口コミ直売で展開し、冬季市場開拓が戦略と明記されているが、競争優位の定量的根拠は乏しい。
在庫不足や夏季集中といった課題を認識し、冬季の裏レシピ公開や鍋の〆需要で高付加価値・成長につなげる方針が具体的に書かれている。
生産量が約2倍に向上したとあるが、付加価値額や賃上げの目標値は示されておらず、実現可能性の判断材料が少ない。
組合の副理事長を代表が兼任する点はうかがえるが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制の具体的記述は見当たらない。
冬季に鍋の〆で乾麺を使うという顧客の使い方と、強力粉使用で煮崩れしにくい製品特性が具体的に説明されている。
新商品として手延べにゅうめん、薬膳そうめん、3年古物などの開発計画が挙げられているが、スケジュールや課題解決手順は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
三輪素麺は夏の食べ物というイメージが根強い中で、冬季・通年商品や熟成素麺3年古物を開発し差別化を図っている。
黒滝村の過疎対策や地場産業の一翼を担う点はうかがえるが、波及効果や雇用創出の数値は書かれていない。
生産量が約2倍になり省エネによるコスト削減も可能になったと書かれているが、補助金額に対する費用対効果の数値は示されていない。
乾燥工程の温度湿度管理による新型冷却除湿器の導入はうかがえるが、デジタル技術や新ビジネスモデルとしての記述は薄い。
人手不足を機械化で補う方向性は示されているが、日本経済の構造転換に資するという記述は限定的である。
黒滝村の気候風土を活かした三輪素麺の生産を地域の特性として明記し、地域の産業を支える事業として具体的に書かれている。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
半自動アルマイトラインを稼働させ、純粋装置と超音波装置を取り付けて量産使用の目途を立てた。
医療用内視鏡部品の開発を手掛かりに医療機器市場への参入を図った。
効果:生産性 100%→130%