IT化・自動化による特殊縫製作業プロセスの革新
厚みのある生地の裁断工程の一部を、アパレルコンピュータシステムと自動延反機の導入によりIT化・自動化した。
効果:1着あたりの生産時間 16時間→7時間
有限会社早島金型
| 事業者名 | 有限会社早島金型 |
|---|---|
| 所在地 | 岡山県 総社市 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 7人 |
| 資本金 | 500万円 |
| 設立 | 1990年 |
有限会社早島金型は昭和53年創業、平成2年に法人化し、テクノパーク総社で金型専門メーカーとして事業を行っている。アルミ鋳造金型を中心に、ダイカスト金型、プレス金型、プラスチック用金型などの設計・製作を手がける。同業の金型メーカーの金型や治工具の製作を手伝う独自のスタンスで、地元金型業界の便利屋的存在として事業基盤を確立している。NC工作機械による切削加工やマシニングセンターによる三次元切削加工を確立し、顧客の品質要求に応えてきた。
抱えていた課題
やったこと
単品金型の修理やメンテナンスを行うため汎用フライス盤を導入し、作業者を一人確保した。汎用フライス盤はハンドル操作による直接加工ができ、プログラムが不要な数値入力システムで決まった形状の加工も可能になる。手作業で現物を見ながら摩耗や欠損を面に沿わせて修復する。作業者にはマシニングセンターの操作経験者を充て、OJTで指導し、ひと通りの加工ができるようになればマシニングセンターの担当者と交代させる。作業手順書の作成や切削工程の教育計画も行い、人材育成の体制を構築する。
汎用フライス盤の導入により、単品金型の修理やメンテナンスに対応でき、直接加工で摩耗や欠損を修復できるようになる。マシニングセンターの担当者が汎用フライス盤の技術を身につけることで機械の使い方の幅が広がり、修理対応の短納期化と熟練技術の継承につながることが見込まれる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
創業以来の金型の設計・製作と、同業の金型や治工具製作を手伝う便利屋的な事業姿勢が一貫して書かれている。経営戦略上の位置付けは明記されていない。
金型修理やメンテナンスの依頼が急増し短納期化の要求が高まっていると書かれ、切削油や刃の選定などの社内ノウハウが強みとして示されている。
課題は金型修理の依頼急増と短納期化要求と明確だが、汎用フライス盤導入後の売上や付加価値の目標値は書かれていない。
公開情報では判断できません。
汎用フライス盤の作業者を一人確保し、マシニングセンターの操作経験者を充て、作業手順書の作成や教育計画を行うと書かれている。
現物に向き合う直接加工による修理対応と、価格やスピードだけではない価値が示されるが、顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は薄い。
人材育成の手順として汎用フライス盤の基本技術習得後にマシニングセンター担当へ戻す流れがあるが、スケジュールや期間の記載はない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
手作業の直接加工による単品金型の修理という分野を選んでいるが、同分野で高価格化を図る旨の記載はあいまいである。
地元金型業界の便利屋として事業基盤を確立していると書かれているが、地域経済への波及効果や雇用創出の数値は書かれていない。
公開情報では判断できません。
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テクノパーク総社で地元の金型業界を支える便利屋的存在と書かれ、地域の特性を活かした事業であることが読み取れる。
金属を持ってこられたら何とかする
公式の事例集より(原文のまま)
厚みのある生地の裁断工程の一部を、アパレルコンピュータシステムと自動延反機の導入によりIT化・自動化した。
効果:1着あたりの生産時間 16時間→7時間
当初は金型試作力向上のため3Dプリンターの導入を検討したが、金型強度の検証が十分にできないことが分かり断念した。
効果:金型製作の評価期間 30日→7.5日
溶接部を挟み込む形で複数のヒーターを設置し、加熱範囲や加熱時間を厳密に制御する6点式自動抵抗加熱装置を導入した。
効果:自社設備の増強により他社からのリース費用が無くなり、コスト削減につながった