回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
総和工業株式会社
成果歩留まり率が約90%であったが、導入後は約80%強になった
| 事業者名 | 総和工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県 佐世保市 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 60人 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 設立 | 1977年 |
当社は精密板金業を中心に、農業用シーダマルチや家庭用暖房機、ヘルスケア機器などのオリジナル商品も製造している。商品企画から試作、量産、販売までワンストップで行えることが強みである。主力の小型播種機は特許技術を持ち、大手の農作業機器メーカーに納入してきた。近年は女性や高齢者が畑作業に従事する機会が増え需要が増えたが、細かい部材の曲げ加工を手作業で行っていたため量産できなかった。
抱えていた課題
やったこと
特許技術を用いた小型農業生産器具を量産化するため、最新鋭のロボットアーム付きベンダー機を導入した。ロボットアームで細かい部材の曲げ加工を行うことができ、それまで大きな部材と細かい部材の両方を同一機器で行っていた作業を分けられるようになった。新しいベンダー機により、問題となっていた段取り替えの時間や工数が削減され、製作時間を大幅に短縮することができた。全自動化により熟練工が他の作業に従事できるようになった。
| 加工機 | ロボットアーム付きベンダー機 |
|---|
新しい製品・サービス:特許技術を用いた小型農業生産器具
新しいベンダー機の導入で段取り替えの時間や工数が削減され、製作時間が大幅に短縮された。全自動化により熟練工が他の作業に従事できるようになり、生産性が向上し人手不足の解消にもつながった。製造原価率は5%削減され、納期は1台あたり4〜5日から2日へと約半分になった。手作業による失敗もなくなった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
農業用器具の量産化を目的に特許技術を用いた製品を展開してきた経緯が書かれているが、経営戦略上の位置付けは明示されていない。
女性や高齢者の農作業需要増という外部環境は触れられているが、競争優位性への言及は乏しい。
細かい部材の手作業曲げ加工と段取り替えによる歩留まり低下という課題が具体的に示され、導入で生産性が改善した。
製造原価率5%削減、納期1台4〜5日から2日と数字があるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
農作業機器の需要増と顧客への新ベンダー機対応の提案が書かれているが、選ばれる理由の整理は薄い。
今後の展望として稼働率向上や大量生産受注、さらなるコスト削減への取組が述べられている。
公開されている事例からは読み取れません。
特許技術の小型農業生産器具で、歩留まり約90%や製造原価率削減など同分野内の生産性向上が読み取れる。
人手不足の解消や熟練工の他業務への従事という効果がうかがえるが、波及効果の記述は限定的。
製造原価率5%削減、納期半減、歩留まり約90%など具体的な数字で生産性向上の効果が示されている。
ロボットアーム付きベンダー機の導入が書かれるが、サプライチェーンへの貢献は明示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
長崎県佐世保市の拠点で製造する点はあるが、地域経済の牽引に関する記述は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
新しいベンダー機に対応した板金加工を顧客に提案し、稼働率を上げていく。大量生産の受注を目指し、さらなるコストの削減に取り組んでいきたい。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
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