高性能測定機導入による海外鉄道車両用空調制御装置のはんだ付け品質の向上
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
株式会社坂元木工工藝
| 事業者名 | 株式会社坂元木工工藝 |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県 佐世保市 |
| 業種 | 家具・装備品製造業 |
| 技術分野 | 情報処理,精密加工,立体造形 |
| 従業員数 | 16人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1936年 |
佐世保市を拠点に木製建具・家具の製造と取付工事を行っている。伝統的な匠の製品から現代のインテリアに合うオーダー製品まで手がけ、長崎デザインアワードへの出展など高デザイン性の付加価値製品にも取り組んでいる。近年は発注がデザイン性の高い製品に移り、加工形状が複雑化し、同形状の製品を大量に発注される場面も増えた。
抱えていた課題
やったこと
ルーター軸付高速ボーリングマシンとCAMソフトを導入し、連動させて自動化生産体制を構築した。これにより、多くの時間と労力を要していた曲面加工と、単純・繰り返し作業となる穴あけ加工などの工程を自動化した。単純作業を機械に任せることで、熟練者を製品の仕上げなど技術を要する工程に配置できるようになった。
生産性が向上し、短期間での納品と低価格での提供が可能になった。品質も向上し、顧客のニーズに応えられるようになった。難易度の高い加工に対応できるようになり、これまで受注を断念していた案件を受注できるようになった。熟練者を技術を要する工程へ配置でき、人材を効果的に活用できるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
近年の発注がデザイン性の高い製品へ移り加工形状が複雑化したと書かれ、外部環境との関係はうかがえるが、過去の取組との一貫性や戦略上の位置付けは明記されていない。
手作業の曲面加工や穴あけを自動化し、今まで断っていた高難度案件を受注できるようになったと書かれ、強みの活用が具体的に読み取れる。
手作業ミスと廃材増加によるコスト負担という課題が認識され、自動化で短納期・低価格化を図ったと書かれるが、数値を伴う計画は示されていない。
公開情報では判断できません。
熟練者を仕上げなど技術を要する工程に配置できたとあり、人材配置の工夫がわずかにうかがえるが、体制の詳細は書かれていない。
デザイン性の高い製品や短納期・低価格化で顧客ニーズに応えられるようになったと書かれ、選ばれる理由の一端が読み取れるが、ターゲットの整理は薄い。
今後は長崎県産材製品の商品化と県外販路拡大を目指すとあり、中長期の方向性は示されるが、スケジュールや解決方法は書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
デザイン性の高い製品や高難度の曲面加工に対応できるようになったとあり、高付加価値化の方向性は読めるが、市場水準との比較はない。
長崎県産材の活用や県外への販路拡大が語られ、地域経済への関わりがわずかにうかがえるが、波及効果の記述は乏しい。
ミス削減や廃材減少、受注断念の解消が成果として書かれるが、補助金額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
CAMソフトと高速ボーリングマシンの連動による自動化生産体制を構築したと書かれ、デジタル技術活用は読み取れるが、サプライチェーンへの貢献は書かれていない。
公開情報では判断できません。
長崎県産材を使った製品やふるさと納税の返礼品が挙げられ、地域の特性を活かした事業であることが具体的に読み取れる。
長崎県産材を使った製品に力を入れており、いちょうトレーはふるさと納税の返礼品として利用されている。ユニバーサルデザインの皿や包丁、知育玩具などは未商品化のため、今後商品化を進め、県外も視野に入れた販路拡大を目指している。
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%