天然資源砂利の安定供給 機械導入による有効資源の活用事業
骨材生産(砂利洗浄)プラントに、最新型の分級機(ハイメッシュセパレーター)を導入した。
八重島窯業原料株式会社
| 事業者名 | 八重島窯業原料株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県 対馬市 |
| 業種 | 鉱業、採石業、砂利採取業 |
| 技術分野 | 情報処理,材料製造プロセス,測定計測 |
| 従業員数 | 10人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 1984年 |
長崎県対馬市で、国内最大級の鉱床である曹長石の採掘を行い、対馬陶石・対馬長石の名称で販売している。主に窯業用原料として全国の大手メーカーに出荷し、規格外の石は土木建築用骨材としても販売している。窯業原料を採掘販売する会社は資源の制約から国内に数社しかなく、大手メーカーはコロナ禍で国内産原料の重要性を再認識し始めている。
抱えていた課題
やったこと
各生産工程で適宜、蛍光X線分析装置による検査を行い、原鉱に含まれる8元素の成分比率を化学分析値として把握できるようにした。この分析結果をもとに出荷先を迅速に判断し、計画的に採掘するようにした。これにより、それまで長年の経験で仕掛けていた爆薬の量を減らすことができた。
分析結果をもとに計画的に採掘できるようになり、爆薬の量を減らすことができた。窯業用に集荷できる石を土木用に出すなどのロスも改善された。無駄掘りがなくなり、鉱山の寿命が延びたことも大きな効果であった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
過去に土木建築用骨材として規格外の石を活用してきた資源有効活用の取組が書かれ、今後は資源を大切にし海外原料との競争に力を入れる方針も示されている。
国内で窯業原料を採掘する会社は数社しかなく、大手メーカーが国内産原料の重要性を再認識しているという外部環境と、国内最大級の鉱床という強みが具体的に書かれている。
規格に合った原料を効率よく安定供給することが課題と明示され、分析で爆薬量の削減やロスの改善、鉱山寿命の延長という解決効果が書かれている。
爆薬量の減少やロスの改善は述べられているが、付加価値額や賃上げについての数値目標は書かれていない。
従業員10名の会社であることは書かれているが、補助事業を遂行する人材や事務体制についての記述はない。
対馬陶石・対馬長石の名称で販売し、全国の大手メーカーと取引がある点と、メーカーごとの規格に合わせた成分供給が具体的に書かれている。
資源の枯渇や海外原料との競争が中長期の課題として挙げられているが、実施スケジュールや具体的な進め方の記述は薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
国内に窯業原料の採掘会社が数社しかない点はうかがえるが、高付加価値化や高価格化の取組は書かれていない。
国内産原料の重要性が再認識されていることや資源の有効活用が書かれ、国内資源を守る意義は読み取れるが、経済波及や雇用の記述はない。
爆薬量の削減、ロスの改善、鉱山寿命の延長という効果は書かれているが、投入額や金額の数値による費用対効果の記載はない。
蛍光X線分析装置で成分を化学分析値として把握し出荷先を迅速に判断できるようになったと書かれ、デジタル技術活用の効果がうかがえる。
市場の成長分野への進出や日本経済の構造転換に関する記述はなく、わずかに国内資源の重要性がうかがえる程度である。
長崎県対馬市で国内最大級の鉱床を活かしている点はうかがえるが、地域の雇用や経済成長への言及はない。
今後は長く採掘できるよう資源を大切にしながら、海外原料との競争に力を入れたいと考えている。
骨材生産(砂利洗浄)プラントに、最新型の分級機(ハイメッシュセパレーター)を導入した。
砕石出荷ITシステムを構築し、受注情報をシステム上で管理した。
効果:車両1台の1日の出荷リードタイム 35分→30分
チェーンソーとワイヤーソーの機械設備を導入し、検証を行った。