自動投入ロボットとIoTを導入した木材加工ライン構築による生産性向上事業
木材加工ラインを見直し、カンナがけ・小割り・切り欠きなどの加工が1台でできる最新式の加工設備と、木材を真空吸着して自動で加工設備へ搬送・投…
効果:1日あたりの製材生産量 20㎡→23.4㎡
九州オルガン針株式会社
| 事業者名 | 九州オルガン針株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 熊本県 玉名郡玉東町 |
| 業種 | その他の製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 143人 |
| 資本金 | 1.35億円 |
| 設立 | 1970年 |
当社はオルガングループの一員として工業用ミシン針の製造を続けており、グループでは世界トップシェアを占めている。ただし、ミシン針の業界は衣類の裁縫がアジアの大規模工場に集約されつつあり、今後の需要増は見込みにくい。そこで約10年前から精密部品部門を立ち上げ、針製造と針製造用機械製造のノウハウを生かした新分野に挑戦している。現在の精密部品部門の売上は全体の約10分の1で、今後は主力事業として育てたい考えである。
抱えていた課題
やったこと
精密部品部門の主力化に向けてCNC精密旋盤を導入した。同旋盤を用いた自動生産機を開発し、精度とスピードを向上させるとともに生産コストの削減に成功した。同旋盤のシステムを使い、長年社員が培ってきた生産機製造技術の継承とデータ化を行った。これにより、当社の針製造ノウハウを集結した製造機械の製造体制が整った。自社で提案から生産機設計、製品加工までを一貫して行えるようになり、リアルタイムで設計を提案できる営業体制も整った。
新しい製品・サービス:CNC精密旋盤を用いて、針製造ノウハウを生かした生産機と、螺旋加工を施したオリジナル部品を製造する。
CNC精密旋盤の導入により、自動生産機の精度とスピードが向上し、生産コストの削減に成功した。生産機の試作等の時間が短縮され、受注から生産開始までの期間が短くなった。自社で提案から設計、加工までを一貫して対応できるため、顧客満足度の向上が期待される。また、新規受注の獲得と精密部品の市場開拓が見込まれ、医療関連機器の部品製造を今後の主力事業として確立させたいと考えている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
精密部品部門を10年ほど前に立ち上げ、針製造や製造機械のノウハウを生かして医療関連へ展開する方針で、既存事業との一貫性が読み取れる。
世界トップシェアの針製造技術と生産機製造ノウハウを強みとし、設計から加工まで一貫対応できる体制を整えた点で競争優位が具体的。
ベトナム等への委託で生じた受注から生産開始までの時間の課題を、CNC精密旋盤導入で短縮し提案型営業へ転換した点が示されている。
増収や主力化への期待は述べられているが、付加価値額や賃上げの具体的な目標値や数字は示されていない。
長年培った社員の生産機製造技術をデータ化して継承する取組があり、製造体制を整えたことが事実として書かれている。
透析用カテーテルのガイド針などこれまでの取引実績があり、医療関連市場の拡大と高品質製品の需要増が見込まれると整理されている。
新規受注への注力や精密部品の市場開拓、医療分野への参入という今後の進め方が示されているが、スケジュールは明示されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
医療関連機器の部品製造に力を入れ、高品質製品の需要拡大を見込む点で、高付加価値分野への進出が読み取れる。
アジアへの縫製集約でミシン針需要が減る中、医療関連など新分野を開拓する点は地域の産業構造転換への意義がうかがえる。
公開情報では判断できません。
CNC精密旋盤でデータ化し、自動生産機の開発に活用する取組があり、製造技術のデジタル化による高度化が示されている。
ミシン針需要が伸びにくい中、医療関連機器の部品製造へ進出する点は、成長分野への転換として読み取れる。
公開情報では判断できません。
CNC精密旋盤で、針製造ノウハウを生かした新たな精密部品を製造できるため、今後もさらなる活用を模索している。アパレル関連や医療関連機器など幅広い分野に参入できるが、特に医療関連機器の部品製造に力を入れる。透析用カテーテルのガイド用針などを含む医療用針の市場拡大が見込まれ、高品質製品の需要拡大を予想している。
木材加工ラインを見直し、カンナがけ・小割り・切り欠きなどの加工が1台でできる最新式の加工設備と、木材を真空吸着して自動で加工設備へ搬送・投…
効果:1日あたりの製材生産量 20㎡→23.4㎡
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
納品物量の増加に対応するため組み立て式冷蔵庫を導入し、納品収納に余裕を持たせるとともに、物の定位置化により物を探す時間を省いた。
効果:導入前後の作業時間・人件費を比較し、月間75万円の削減効果が確認できた。