ものづくり補助金平成27年度医療、福祉鹿児島県

多様化する介護福祉用具ニーズに対応する洗浄・殺菌機能の高い最新鋭設備導入

有限会社南州メディカル

この事例のポイント

  • 既設の洗浄機および乾燥機では、病院や介護福祉施設などからの大口需要に十分対応できない状態だった。
  • 最新鋭の洗浄・脱水機および乾燥機を導入した。
  • 洗浄・脱水・乾燥の処理能力が大幅に増加し、多様化する介護福祉用具のニーズに対応できる体制が整った。

事業者のプロフィール

事業者名有限会社南州メディカル
所在地鹿児島県 鹿児島市
業種社会保険・社会福祉・介護事業
従業員数76人
資本金300万円
設立2002年

事業の背景

平成12年1月に介護福祉用具の貸与・販売業として創業し、鹿児島県と熊本県に7営業所と介護福祉用具のメンテナンス工場「介護クリーンセンター南州」を持つ。近年は介護福祉用具の高機能化が進み、床ずれ防止効果の高いウレタンマットレスの需要が高まっている。病院や介護福祉施設からの大口需要が見込まれていた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力既設の洗浄機および乾燥機では、病院や介護福祉施設などからの大口需要に十分対応できない状態だった。
  • 新製品・新技術床ずれ防止効果の高い高機能ウレタンマットレスについて、内部まで洗浄・脱水・乾燥できる設備が必要だった。

やったこと

最新鋭の洗浄・脱水機および乾燥機を導入した。これにより、ウレタンマットレスの内部の汚れを高温水で洗浄し、高温熱風で乾燥・殺菌することが可能になった。洗浄・脱水・乾燥の処理能力が大幅に増加した。院内感染防止のため清潔なマットレスが必要な病院・介護福祉施設など、幅広いニーズに対応できるようになった。

その他新型の洗浄・脱水機
その他乾燥機

事業の効果

洗浄・脱水・乾燥の処理能力が大幅に増加し、多様化する介護福祉用具のニーズに対応できる体制が整った。高温水による洗浄と高温熱風による乾燥・殺菌で、清潔で衛生的な介護福祉用具を提供できるようになった。病院や介護福祉施設からの大口需要にも応えられるようになった。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.2 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性60%
  • これまでの取組との一貫性3

    平成12年創業以来の介護福祉用具の貸与・販売・洗浄事業の延長として設備投資が位置づけられているが、経営戦略上の明確な位置づけは示されていない。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性3

    床ずれ防止マットレスの高機能化と院内感染防止ニーズの高まりを外部環境として挙げ、既設機では対応できないと述べている。自社の強みとの関係は具体性が薄い。

  • 課題の認識と解決3

    既設の洗浄機・乾燥機では対応不足という課題が示されているが、導入後の高付加価値化や成長の数値目標は書かれていない。

事業の実現可能性40%
  • 付加価値・賃上げの目標1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 事業を進める体制3

    従業員76名、7営業所、九州初の一貫処理施設「介護クリーンセンター南州」の運営実績が書かれているが、補助事業の遂行体制の詳細は薄い。

  • 顧客とニーズの裏付け3

    清潔で衛生的な介護福祉用具の提供、病院・介護施設からの大口需要という顧客像は読めるが、選ばれる理由の整理は具体性が薄い。

  • 事業化までの道筋2

    今後は地域包括支援センター等と連携して取り組むとあるが、遂行方法やスケジュールは書かれていない。

  • 財務と資金の調達1

    公開されている事例からは読み取れません。

新市場性・高付加価値性60%
  • 新しさ・高付加価値3

    床ずれ防止の高機能マットレス対応の洗浄・殺菌設備であることは読めるが、分野の普及度や高価格化の水準は書かれていない。

公的補助の必要性33%
  • 波及効果・雇用2

    地域の介護福祉向上や関係機関との連携がうかがえるが、経済波及や雇用創出の数字は示されていない。

  • 費用対効果2

    処理能力が大幅に増加したとあるが、投入額に対する付加価値増加などの費用対効果は示されていない。

  • イノベーションへの貢献1

    公開されている事例からは読み取れません。

政策面40%
  • 成長分野への進出1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 地域経済への波及3

    鹿児島県と熊本県に拠点を持ち、地域の介護福祉向上に取り組むとあるが、地域経済の成長を牽引する根拠は薄い。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

今後の展望

高齢者人口の増加とともに介護福祉用具のニーズはさらに高まると予想される。今後は地域包括支援センター等の介護福祉関係機関と連携し、地域利用者のニーズに合った高品質の介護福祉用具を提供していく。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成27年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。