ものづくり補助金平成27年度学術研究、専門・技術サービス業鹿児島県

奄美長寿食材と地域資源を活用した 機能性冷凍フルーツ青汁の開発

株式会社シーンプランニング21

この事例のポイント

  • 青汁市場では素材の拡がりと、鮮度や風味、栄養素や機能性の保持が課題となっている。
  • 奄美の地域資源の中から6種(奄美特産果樹のマンゴー、タンカン、パッションフルーツ、パパイヤ、および効能が注目されるシマ桑、ボタンボウフウ、ハンダマ)を原料として、素材の栄養素や機…
  • 急速冷凍装置により素材の栄養素や機能性を保持でき、旬の異なる奄美地域資源素材の組合せによって新たな青汁市場の開拓が可能となった。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社シーンプランニング21
所在地鹿児島県 奄美市
業種専門サービス業
技術分野製造環境
従業員数5人
資本金500万円
設立2007年

事業の背景

平成19年に会社を設立し、地域活性化を目的とした施設計画、展示・映像・イベント制作などを展開してきた。平成21年に奄美市に支店を設立し、奄美の魅力を紹介するプロジェクトを通じて地域との関わりを深めている。奄美・沖縄の世界自然遺産登録によってインバウンドを含む多くの来訪者が見込まれ、「奄美らしさ」のある新たな特産品が求められている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 新製品・新技術青汁市場では素材の拡がりと、鮮度や風味、栄養素や機能性の保持が課題となっている。
  • 生産能力天然素材に負荷のない急速冷凍技術を用いて、これまでになかった旬の異なる奄美地域資源素材の組合せを実現し、新たな青汁市場を開拓する必要がある。
  • 販路・情報発信奄美産100%の天然素材による魅力を訴求するため、より効果的なマーケティング戦略及び流通販売戦略を構築する必要がある。

やったこと

奄美の地域資源の中から6種(奄美特産果樹のマンゴー、タンカン、パッションフルーツ、パパイヤ、および効能が注目されるシマ桑、ボタンボウフウ、ハンダマ)を原料として、素材の栄養素や機能性を保持する加工技術を用い、奄美天然素材100%の機能性を持つ冷凍フルーツ青汁を開発した。天然素材に負荷の少ない急速冷凍等を行う機械装置を導入し、東京農業大学の技術指導を受けた。これにより、これまでになかった旬の異なる奄美地域資源素材の組み合わせを実現した。製品には無添加とした。

加工機リキッドフリーザー凍眠 S-220W(株式会社テクニカン)

新しい製品・サービス:奄美産100%の天然素材を用いた機能性冷凍フルーツ青汁

事業の効果

急速冷凍装置により素材の栄養素や機能性を保持でき、旬の異なる奄美地域資源素材の組合せによって新たな青汁市場の開拓が可能となった。奄美産100%の天然素材による魅力を活かし、マーケティング戦略及び流通販売戦略を構築していく。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.4 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性53%
  • これまでの取組との一貫性3

    平成19年設立の地域活性化事業や、奄美の魅力紹介プロジェクトを通じた地域との関わりが書かれ、過去の取組との一貫性がうかがえる。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性3

    奄美・沖縄の世界自然遺産登録によるインバウンド増加の見込みと、奄美地域資源6種の活用が述べられているが、競争優位の定量的根拠は示されていない。

  • 課題の認識と解決2

    青汁市場の素材拡がりや鮮度・栄養保持の課題は書かれているが、高付加価値化や成長につながる計画の数字は示されていない。

事業の実現可能性40%
  • 付加価値・賃上げの目標1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 事業を進める体制3

    東京農業大学永島名誉教授による技術指導を受けることが書かれ、外部の専門体制は読み取れるが、人材や事務処理能力の具体は薄い。

  • 顧客とニーズの裏付け3

    無添加のフルーツ青汁で奄美天然素材100%という特徴が書かれ、価値は読み取れるが、顧客ターゲットやニーズの裏付けは薄い。

  • 事業化までの道筋2

    マーケティングや流通販売戦略を構築していくとあるが、スケジュールや課題解決の方法は具体的に書かれていない。

  • 財務と資金の調達1

    公開されている事例からは読み取れません。

新市場性・高付加価値性80%
  • 新しさ・高付加価値4

    青汁市場で課題となる素材の拡がりを、急速冷凍で旬の異なる奄美素材を組み合わせ、これまでにない新市場を開拓すると書かれている。

公的補助の必要性40%
  • 波及効果・雇用3

    奄美の地域資源を活用した特産品創出や、来訪者増による地域の需要創出が書かれているが、雇用や波及効果の数字はない。

  • 費用対効果1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • イノベーションへの貢献2

    急速冷凍技術による素材の保持は述べられるが、デジタル技術やビジネスモデルの革新による地域貢献の記述は乏しい。

政策面60%
  • 成長分野への進出2

    冷凍技術を用いた新しい青汁市場の開拓が書かれ、市場変化への対応がうかがえるが、構造転換への言及はない。

  • 地域経済への波及4

    奄美の天然素材6種を用いた地域固有の特産品を創出し、世界自然遺産登録による来訪者増を見込むと具体的に書かれている。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

今後の展望

奄美産100%の天然素材による魅力をアピールするため、より効果的なマーケティング戦略及び流通販売戦略を構築していく。

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出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成27年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。