金型用圧縮バネ等の電着塗装化の試作と小型・多色対応可能な専用設備の開発
水溶性の塗料に電気を流して金属の代わりに塗料を付ける、めっきと同じ原理の電着塗装を導入した。
株式会社セルフリーサイエンス
成果4つの膜タンパク質に対して1タンパク質あたり1000クローン以上の抗体を取得した
| 事業者名 | 株式会社セルフリーサイエンス |
|---|---|
| 所在地 | 愛媛県 松山市 |
| 業種 | 学術・開発研究機関 |
| 技術分野 | 真空 |
| 従業員数 | 25人 |
| 資本金 | 9,500万円 |
| 設立 | 2002年 |
同社は愛媛大学発の小麦胚芽無細胞タンパク質合成技術を事業化するため2002年に設立された。主力は合成試薬「WEPRO」と全自動タンパク質合成装置で、大学・研究機関・製薬企業などが主要取引先である。膜タンパク質は重要な創薬ターゲットだが、質の良い構造認識抗体が作りにくく解析が遅れていた。
抱えていた課題
やったこと
自社の無細胞タンパク質合成液にリポソームを加え、リポソームの種類や濃度、大きさの条件を検討して最適な合成条件を試行した。これにより膜タンパク質の構造を保持したまま抗原として合成できるようにした。超音波破砕機を導入し、リポソームの調製に用いた。愛媛大学からアルファスクリーン法による抗体選抜方法を導入し、アルファスクリーン専用測定機器と超低温フリーザーを導入した。4つの膜タンパク質それぞれについて1タンパク質あたり1000クローン以上の抗体を取得し、選抜した抗体は超低温フリーザーで保管した。
新しい製品・サービス:膜タンパク質を認識する抗体の試作品
超音波破砕機の導入により膜タンパク質の構造を保持したまま抗原として合成できるようになり、調製の課題が解決された。アルファスクリーン専用測定器と超低温フリーザーの導入により、高次構造を認識する抗体を選抜できるようになった。試作品開発では想定以上に良質な抗体が得られ、当初の予定どおり事業化を目指せるようになった。論文発表後は国内外の研究者からの反応が広がり、本格的な販売への兆しが見えている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
2002年設立の小麦胚芽無細胞タンパク質合成技術を基盤に、タンパク質合成試薬や装置事業を展開しており、本事業もその延長として位置付けられる。
愛媛大学から導入したアルファスクリーン法と独自の無細胞合成技術を組み合わせ、構造認識抗体を1タンパク質あたり1000クローン以上取得できる強みを示している。
膜タンパク質の調製難と抗体選抜の困難を2つの課題として整理し、リポソーム合成と選抜システムで解決する計画になっている。
数値目標や売上見込みの記述がなく、事業化の時期や効果は『大きな事業になる可能性』など定性的な表現にとどまる。
愛媛大学プロテオサイエンスセンターの支援を受け、試作品を開発した体制が示されている。
市場ニーズとして質の良い構造認識抗体の不足を挙げ、論文発表後に国内外の研究者から反応が広がっていると述べている。
試作の経緯を示し、当初スケジュールどおり事業化を目指せると述べ、論文発表による営業活動の課題にも対応している。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
膜タンパク質を認識する良品の構造認識抗体は市場に少なく、その供給を目指すと述べられている。
膜タンパク質は重要な創薬ターゲットだが解析が遅れており、良質な抗体の供給は創薬・生命科学の発展に資すると読み取れる。
公開情報では判断できません。
アルファスクリーン法や無細胞合成技術を組み合わせた新しい抗体選抜の仕組みを構築し、創薬現場の課題解決に貢献し得る。
バイオ産業の発展に貢献したいとの方針と、創薬分野への進出を示しており、成長分野への展開として読み取れる。
公開情報では判断できません。
同社の研究試薬、自動合成装置に続く第三の柱として、膜タンパク質の合成と抗体作製を大きな事業に育てることを検討している。
水溶性の塗料に電気を流して金属の代わりに塗料を付ける、めっきと同じ原理の電着塗装を導入した。
従来のシラスを膨らませる方法ではなく、シラスを溶融させて球状粒子を製造する新しい製造方法を考案し、確立した。
狭スリット部の加工精度を高めるため、デジタルマイクロスコープを導入し、同部の目視による計測と観察を行った。