自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
株式会社マルサ
成果直線性のブレ 30mm→3mm
| 事業者名 | 株式会社マルサ |
|---|---|
| 所在地 | 秋田県 能代市 |
| 業種 | 木材・木製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,立体造形 |
| 従業員数 | 25人 |
| 資本金 | 1,100万円 |
| 設立 | 1949年 |
マルサは寺社仏閣や旅館などの和風建築の内装として組子障子などを製作している。手作業の工程が多い業界だが、熟練工を20名程度抱え、他社にない生産力と、デザイン要求や短納期への対応力で高い評価を得ている。近年は観光客の増加に伴い、ホテルや大型旅館、イベントホールで組子障子が使われるようになり、大型化や和洋融合のデザインが好まれる状況となっている。
抱えていた課題
やったこと
変形の少ない集成材で木枠を作り、表面に化粧板を貼り付ける方法を採用し、ドイツのホルツヘル社製のエッジバンダー(自動縁貼機)を導入した。この機械により、集成材表面への化粧板の貼り付けから、手触りを改善する表面研磨工程までを機械化できる。これにより精度向上とコスト削減を両立させた。
新しい製品・サービス:狂いのない集成材に化粧板を貼り付けた大型木製フレームを用いた、大型で現代的なデザインの組子細工。
変形の少ない集成材を使うことで反りやねじれが防止され、直線性のブレが大きく改善した。化粧板の貼り付けと表面研磨は補修作業が不要となり、作業期間が大幅に短縮した。コスト削減が収益向上に直結する構図となり、平成29年度の売上と収益は前年度に比べて大幅に増加した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
伝統的な組子障子の製作を続けてきた経緯と、大型・現代的デザインへの展開が語られているが、経営戦略上の位置づけは明示されていない。
20名程度の熟練工や高い生産力、短納期対応への評価など自社の強みが具体的に示され、外国人観光客増加という市場動向と結びつけている。
枠の反り・ねじれ、コスト高、木目の不揃い、収縮亀裂という課題を列挙し、集成材と化粧板による解決策を示している。
直線性のブレを30mmから3mmへ1/10に改善、表面研磨工程の作業期間を1/4に短縮と数値はあるが、付加価値や賃上げの目標値は示されていない。
熟練工が20名程度在籍し、伝統技術と設備を融合する方針は示されているが、補助事業の遂行体制や事務処理面の記述は薄い。
大型・和洋融合デザインへの需要や若い世代・外国人への発信は読み取れるが、顧客ターゲットや価格面での選ばれる理由は具体性が薄い。
今後の活動として受注の一過性への懸念や広域での分担体制の必要性にふれているが、中長期の遂行スケジュールは示されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
手作業中心の組子細工を機械化と集成材で大型化し、業者が少なく価格比較ができない売り手市場であることが示されている。
神社仏閣や旅館、観光客増加への対応という文脈はあるが、地域経済や雇用創出への波及効果を国が補助する理由としては述べられていない。
コスト削減が収益向上に直結すると述べ、前年度より売上と収益が大幅増加したとあるが、補助金投入額との比較は示されていない。
設備を利用した新技術の融合に言及があるが、先端的デジタル技術や地域サプライチェーンへの貢献は具体的に書かれていない。
公開情報では判断できません。
能代市の木材産業の歴史と地域の木工技術に触れ、地域の特性を活かす事業であることはうかがえるが、雇用や成長への効果は書かれていない。
外国人観光客の増加や東京オリンピック開催決定などで受注は良好だが、佐藤社長は一過性のものと捉えている。時代の変化に合わせて職人の手技と機械技術の融合を図ることが必要と考えており、1現場あたりの工数が増大する中で、広域の2〜3社が協力し得意分野を分担する仕組みが必要になるとみている。
常に職人の手技と機械技術の融合をはかることが必要
公式の事例集より(原文のまま)
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
ハイブリッド式測定機「O-INSPECT442」を導入した。
効果:医療機器用金属部材の測定時間 24分→18分
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。