多品種・小ロット鋳造製品の生産性向上のための設備投資事業
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
有限会社高江木工
成果加工精度を0.1mm単位まで高めることができた。
| 事業者名 | 有限会社高江木工 |
|---|---|
| 所在地 | 沖縄県 沖縄市 |
| 業種 | 木材・木製品製造業(家具を除く) |
| 技術分野 | 組込みソフトウェア |
| 従業員数 | 15人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 2004年 |
当社は木材加工製品を製作しており、精密機械を動かすのに必要なジグなども製作している。クライアントとは設計段階から一緒に携わっていた。
抱えていた課題
やったこと
クライアントからの高度な加工要望をきっかけに、木材加工が可能な3D-NC旋盤をメーカーと共同で開発し導入した。導入した特殊アームはコンピュータで制御し、0.1mm単位で調整可能である。この旋盤は沖縄県内の木工業界で初導入となる。クライアントからの依頼は設計段階から当社が関わり、細かいデータ設定も当社で行う。
| 加工機 | 3D-NC旋盤の木工用特殊アーム |
|---|
新しい製品・サービス:3D-NC旋盤の木工用特殊アーム
通常のNC旋盤では難しかった高精度での製作に成功し、クライアントの要望に応えられるようになった。細かい工業部品の制作や部分加工の精度が向上した。既存取引先でのシェアが拡大し、建材・店舗内装什器などの新たな分野での受注が見込めるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
当社は木材加工を手がけ、クライアントとは設計段階から関わってきたとあり、下請け脱却を目指す流れが読み取れるが、過去の取組との一貫性を示す具体記述は薄い。
0.1㎜単位の高精度加工や既存取引先でのシェア拡大、建材・店舗内装什器への展開が書かれ強みはうかがえるが、市場動向の分析は示されていない。
高度な加工要望や人材不足が課題とされ、3D-NC旋盤導入で高精度加工と生産性向上を図り、新分野受注に結びつけた流れが具体的に書かれている。
生産性は向上したとあるが、付加価値額や賃上げの目標値、その数値は記載されておらず、実現可能性の根拠は薄い。
設計から塗装まで工程を分担し担当者が自主管理する体制や、職人の後継者不足を機械で補う記述はあるが、事務処理能力は触れられていない。
座位部分を加工して長時間の着座を楽にする工夫など製品の価値は書かれるが、顧客ターゲットの整理や選ばれる理由の明確な記述は限定的。
今後は直接販売や改良を続け顧客ニーズを見ながら進めると書かれるが、スケジュールや課題解決の具体的な方法は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
沖縄県内の木工業界で初導入、業界で先進的な取り組みとあり、同分野での先行性はうかがえるが、高価格化の数値などは示されていない。
海外に移転した製造業務を日本に取り戻すことを狙うとあり、国内回帰の意図はうかがえるが、雇用や波及効果の数字はない。
生産性向上や既存取引先でのシェア拡大は書かれるが、補助金投入額に対する付加価値増加などの費用対効果の数値は示されていない。
コンピュータ制御の3D-NC旋盤を設計段階からのデータ連携で活用するとあり、デジタル技術の活用は読み取れるが、サプライチェーン全体への貢献は薄い。
海外移転した製造加工業務を取り戻すとあり、国内製造の強化に触れるが、成長分野への構造転換という文脈は明確ではない。
沖縄県沖縄市で木工品を製作し、建材や店舗内装など地域の事業への展開を示すが、地域資源の活用や雇用創出の具体記述は少ない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
木工品の高精度化と量産化の同時対応により海外製品との競争力を強化し、海外に移転した製造業務を日本に取り戻すことを狙う。将来的には切削加工から塗装までのワンストップ対応を活かし、全国への直接販売を行いたい。
従業員それぞれが強みを持ち寄ることによって、能力を最大限に発揮できる職場環境づくり
公式の事例集より(原文のまま)
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
水溶性の塗料に電気を流して金属の代わりに塗料を付ける、めっきと同じ原理の電着塗装を導入した。
3D CAD/CAMシステムを業者から導入し、最適なシステム端末の設定について検討・調整を行った。
効果:加工開始までにかかる時間を短縮(1/4以下)