新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
株式会社サヤ
成果検出可能な周波数 0.001Hz→0.1Hz
| 事業者名 | 株式会社サヤ |
|---|---|
| 所在地 | 千葉県 船橋市 |
| 業種 | 電気機械器具製造業 |
| 技術分野 | 測定計測 |
| 従業員数 | 3人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 2000年 |
かねてより可聴帯域より低い周波数の音を捉えるインフラサウンドセンサーの国産化を考えていたが、時間と資金の問題で進んでいなかった。東日本大震災の巨大津波を機に、インフラサウンドによる津波の遠隔検出の実現を真剣に考えるようになった。海外製品しかなかったことから国産化に着手し、2014年に電磁誘導型・差圧式インフラサウンドセンサーの開発に成功した。
抱えていた課題
やったこと
複数のインフラサウンドセンサーを分散配置し、波形を開口合成する信号処理によって特定方向に指向性を絞り、震源域のインフラサウンドを強調して捉えられるようにした。開口合成では各拠点の時刻同期が必要なため、センサーにGPS機能を搭載し、GPSの時刻データをインフラサウンドデータとパックして記録するようにした。複数拠点のデータを集約するためFTP転送機能を追加し、サーバーへ転送できるようにした。実験用に5台を製造し、分散配置してフィールドテストを行う機材を準備した。
| 検査測定 | 加速度計一体型インフラサウンドセンサー |
|---|---|
| 検査測定 | GPS機能付きインフラサウンドセンサー(実験用5台) |
新しい製品・サービス:加速度計一体型インフラサウンドセンサー(ADXⅢ-INF01LE、INF04LE、INF03など)
実験用センサー5台のうち3台を茨城県鹿嶋市、千葉県館山市の千葉大学施設、自社の3拠点に設置して常時観測中である。高知工科大学との連携で高知県、三重県、静岡県などに数十器を配置しフィールドテストを継続している。開発したセンサーは火星探査、高高度の音の伝搬実験、落雷位置の特定など複数の用途に採用され、ロケットにも搭載された。2019年春に発売し、津波の震源付近のインフラサウンドを検出して規模を推定する技術の実現を目指している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去のセンサー開発やインフラサウンド国産化の構想が一貫して示されるが、経営戦略上の位置づけは明示されていない。
海外製品の限界に触れる程度で、市場動向や自社の強み・弱みの分析は読み取れない。
津波検出性能が低いという課題と、複数センサーの開口合成による解決策が示されている。製品化や事業化の効果は数値で示されていない。
付加価値額や賃上げの目標値は書かれていないが、今後の展望としてソフトウェア開発の方向性はうかがえる。
従業員数3名との記載はあるが、補助事業を遂行する体制の具体的な役割分担は書かれていない。
津波検知の用途や、JAXA・フィールド実験など複数の引き合い先が具体的に示され、ニーズの裏付けがある。
GPS時刻記録やFTP転送などの実施内容が段階的に示され、設置拠点も記載されている。スケジュールは明示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
インフラサウンドセンサーは一般に普及していない分野で、海外製品しかなかったことと国産化の経緯が示されている。
津波の遠隔検出や防災という公共性が示されるが、雇用や波及効果の定量的な記載はない。
公開されている事例からは読み取れません。
複数センサーの連携や信号処理による津波検出は新技術の活用として読み取れるが、サプライチェーンへの波及は示されていない。
防災分野への関わりはうかがえるが、日本経済の構造転換への言及はない。
公開されている事例からは読み取れません。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
複数センサーの波形を開口合成し、進行方向にも指向性を絞る仕組みを組み合わせて、特定エリアのインフラサウンドを強調できるソフトウェアの開発を行う。これにより震源付近でインフラサウンドが生じているかを検出し、発生していれば津波の規模を推定できるようにする。
どんなに時間がかかっても実現に向けてひた走ります。
公式の事例集より(原文のまま)
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
本事業において、独自技術を活用するための機能・剛性を有した機械を選定し導入した。
効果:リードタイム 40分→10分
洗瓶機JRS-2400SH型を導入し、蔵で使用する約20種の形状の瓶をすべて洗えるようにした。
効果:瓶詰・計量・検品の必要人数 8人→4人