木製リコーダーの新商品の開発と設備投資
指孔切削加工機とリーマー類をオーダーメイドで導入し、切削加工の一部を見直して安定した製作と生産効率の向上を図った。
東洋スプリング工業株式会社
成果加工線径の上限 3mm→5mm
| 事業者名 | 東洋スプリング工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 兵庫県 多可町 |
| 業種 | その他の製造業 |
| 技術分野 | 金属プレス加工 |
| 従業員数 | 5人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1964年 |
ばね一筋50年余りの専門メーカーで、自動車、オートバイ、園芸用品、家電、各種機械などの分野へコイルばね、板ばね、複合ばねを供給している。かつて国内で生産されていた量産品・規格品の多くはアジアや新興国へ移り、国内では多品種・小ロットで短納期・低コストが一般的な要求になった。一方で、オーダーメイドや高機能品の発注は堅調に推移している。
抱えていた課題
やったこと
既存のCNCコイルマシンをパワーアップし、加工線径を3mmから5mmの太線まで拡大した。外部委託していた精密転造とスプリング端末研削を内製化し、社内で生産をコントロールできる体制を整えた。熱処理のひずみを計算した材料選定、加工条件選択、特殊治具製作、加工機械のモディファイなどの生産技術を磨き、芯金の研磨など重要品質の再現に取り組んだ。相談・設計から試作開発、完成品提供までを一貫して行い、顧客の製品化・改良にかかる機構開発をサポートできる体制を整えた。
一貫生産により、生産のフレキシブル運用が可能になり、試作開発の期間を短縮できた。顧客の目的や使用環境を把握し、試作品の評価・修正を経て早期に量産へつなげられるようになり、事業活動の品質が向上した。社内で生産をコントロールできることで、顧客に安心と利便性を提供し、新規受注につなげる狙いがある。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
ばね製造50年余りの専門性と、社内一貫生産体制を見直した経緯が書かれており、過去の取組との一貫性はうかがえる。
多品種小ロット需要の増加と、オーダーメイド・高機能分野の堅調さに触れており、強みとの関係は読み取れるが定量的ではない。
短納期・低コスト要求への対応として内製化を進めた点は読み取れるが、高付加価値化の数値目標は示されていない。
リードタイム短縮などの目標は挙げられているが、付加価値や賃上げの数値目標は書かれていない。
従業員5人の体制と、熱処理・治具製作など独自の生産技術を持つ点は書かれているが、事務処理体制の記述は薄い。
相談・設計から試作・量産までの一貫対応と、高精度を継続提供する姿勢が示されており、選ばれる理由は読み取れる。
線径3mmから5mmへの拡大や転造・研削工程の内製化など、実施内容は示されているが、スケジュールは書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
オーダーメイドや高機能品の需要堅調さに触れるが、同分野での高価格化の水準などは示されていない。
国内の多品種小ロット製造の維持という背景は触れられているが、波及効果や雇用創出への言及は乏しい。
公開情報では判断できません。
NC機械を活用した内製化や試作の期間短縮はうかがえるが、デジタル技術の先進性やサプライチェーンへの貢献は薄い。
公開情報では判断できません。
兵庫県多可町の企業である点は示されるが、地域特性を活かした経済成長への具体的な言及はない。
ばねの専門メーカーとして、ばねにこだわり、お客さまの困りごとや問題の解決に取り組んで50年。
公式の事例集より(原文のまま)
指孔切削加工機とリーマー類をオーダーメイドで導入し、切削加工の一部を見直して安定した製作と生産効率の向上を図った。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
成田社長は、ジェットエンジンやガスタービンなど高温で稼働する部材へのコーティング技術を発展・改良し、宇宙分野の技術を地上の課題に応用した。
効果:保護管の寿命 1倍→3倍