回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社INBプランニング
| 事業者名 | 株式会社INBプランニング |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県 大府市 |
| 業種 | ゴム製品製造業 |
| 技術分野 | 材料製造プロセス |
| 資本金 | 9,000万円 |
| 設立 | 2000年 |
株式会社INBプランニングはゴム部品などの材料となるゴムコンパウンドの製造・販売を手がけている。ゴムコンパウンドは顧客ごとに種類が異なるオーダーメードが基本で、受注してから生産するのが基本となる。同社は自動車という品質管理の厳しい業界向けにコンピューター管理を徹底し、業績を伸ばしてきた。自動車は生産の海外シフトが進み、ゴムコンパウンドの国内需要は減っているという。
抱えていた課題
やったこと
平成30年2月に新本社工場を完成させ、原材料、仕掛かり品、薬品用の自動倉庫とソフトウエアを導入した。M2M(マシン・ツー・マシン)によって各機械間をつなぎ、原材料の配合から生産を効率的にコントロールする仕組みを構築した。生産に合わない原材料があると次工程に送られないようにしている。原材料と生産工程を一体で管理し、無人搬送車で各生産工程に自動搬送する仕組みとした。
| 加工機 | 自動倉庫 |
|---|---|
| ソフト | ソフトウエア |
| ロボット | 自動搬送ロボット(無人搬送車) |
導入から半年あまりで設備は順調に稼働し、品質の良い製品をより的確に早く納められるようになった。取引先は順調に拡大し、中国にも進出して業績を伸ばしている。今後も受注拡大に向けて、より高度な品質管理を徹底していく。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
新本社工場の稼働やレシピ管理の徹底が過去の取組として書かれ、原材料と生産の一体管理へ進める流れはうかがえるが、経営戦略上の位置付けは明示されていない。
ゴムコンパウンドは全国で数十社程度で、同社はコンピューター管理を徹底する点が珍しいと書かれており、競争優位の根拠が具体的に読み取れる。
手狭になった工場の課題に対し新本社工場と自動倉庫・ソフトを導入し、受注拡大に向けた高度な品質管理を進める計画が読み取れる。
業績伸長は書かれているが、付加価値額や賃上げの目標値、その数値は記載されておらず、目標値の有無はわずかにうかがえるのみ。
導入後半年あまりで設備が順調に稼働していると書かれ、体制の一端はうかがえるが、人材や事務処理能力の記述は薄い。
自動車向けなど品質管理の厳しい業界に絞り、詳細なレシピ管理で高品質を供給し、取引先が拡大したと書かれている。
新本社工場の完成や中国進出は書かれているが、中長期の検証や遂行スケジュールの具体的な記述はわずかにうかがえるだけ。
公開されている事例からは読み取れません。
ゴムコンパウンドは一般に知られにくい材料と書かれ、一品一様の高付加価値化もうかがえるが、高価格化の数値は示されていない。
自動車の海外シフトで国内需要が減る中、取引先拡大を図ると書かれているが、波及効果や雇用創出などの公的必要性は記述が薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
M2Mで各機械を連携し、原材料配合から生産までを自動搬送と一体管理する仕組みが具体的に書かれ、デジタル技術の活用が読み取れる。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
受注拡大に向けて、ものづくり補助金の成果を生かし、今後もより高度な品質管理を徹底していく。
品質の良い製品をより的確に早く納められるようになった
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
小型容器の増産に対応するため、ワークの小型化に対応した簡易円周溶接装置を導入した。