自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
| 所在地 | 滋賀県 滋賀県高島市 |
|---|---|
| 業種 | 繊維工業 |
| 技術分野 | 材料製造プロセス,複合・新機能材料 |
| 従業員数 | 7人 |
| 設立 | 2016年 |
当社はポリエステルなどの合成繊維を中心に糸加工を行い、自動車・鉄道車両・航空機のシート向けの複合撚糸を製造してきた。これまでは2種類4本の機能を持つ複合撚糸で顧客要望に対応していた。自動車・鉄道業界ではシートへの付加価値の要望が強まっているが、国内の自動車・鉄道車両や工業分野の市場は飽和傾向にあり、売上拡大には海外市場への展開が必要とされている。
抱えていた課題
やったこと
最新鋭合糸機を導入し、巻き取りテンションと原糸を合わせる接圧制御が幅広く対応できるようにした。あわせて3種類以上の異なるテンションを調整できる機能を開発した。試作品1はフィラメント糸(ポリエステル)、導電糸(ベルトロン)、収縮糸(ポリエステル)の3種類の原糸を使い、収縮糸で立体感と耐久性を、導電糸で静電気対策を持たせた。試作品2は収縮糸、融着糸、生糸を組み合わせ、立体感と光沢のある生地を目指した。さらに、スパン糸(ポリエステル)5本と導電糸1本による最大合糸本数6本の試作にも成功し、新しい複合撚糸に合わせて真空スチームセットの条件も設定し直した。
| 加工機 | 最新鋭合糸機 |
|---|
新しい製品・サービス:3種類5本以上の機能を持つ複合撚糸
3種類以上の機能を持つ複合撚糸の実現に成功し、試作品では立体感・耐久性・静電気対策を1本の糸で備えられるようになった。新しい生産方式により、3種類以上の機能を持つ複合撚糸の製造とリードタイムの短縮を両立できた。試作を通じて、従来の4種4本や2種6本の複合撚糸も作れることが確認された。今後は、この成果を海外市場への展開の強みとして活用していく。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
既存の2種4本の複合撚糸加工を発展させる取組で、過去の事業との一貫性は読み取れるが、経営戦略上の位置付けは明示されていない。
自動車・鉄道の顧客要望や飽和した国内市場、海外展開を踏まえ、真空スチームセットの自社保有など強みも示されている。
3種5本以上の複合撚糸の実現とリードタイム短縮という課題を示し、最新鋭合糸機で解決する計画が書かれている。
試作の成功は述べられているが、付加価値額や賃上げの具体的な目標値や数字は示されていない。
従業員数7人と記載はあるが、補助事業を遂行する体制や事務処理能力の具体的な説明は読み取れない。
自動車シートの静電気対策・立体感など顧客ニーズと試作品の機能が対応づけられ、海外向け短納期も強みとして示されている。
海外市場展開を今後の展望として示すが、遂行スケジュールや課題解決の具体的方法は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
複合撚糸は高機能素材だが、同分野での市場水準や高価格化の度合いに関する数値は示されていない。
国内市場は飽和傾向と述べられるのみで、雇用創出や波及効果など国が補助する理由は明確に読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
新たな生産方式による高機能複合撚糸の実現は述べられるが、デジタル技術やサプライチェーン全体への貢献は書かれていない。
海外市場への展開や工業分野の新しい複合撚糸を目指す点はうかがえるが、構造転換への言及は乏しい。
滋賀県高島市での事業は示されるが、地域の特性を活かした付加価値創出や雇用への言及は読み取れない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
国内市場が飽和傾向にあるため、海外市場への展開を進める。国・地域ごとのカスタマイズと付加価値、短納期対応を強みとして売上拡大を目指す。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
三菱電機製の高精度金型ワイヤー放電加工機「MV1200R」を導入した。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分