携帯型の簡易真空補聴器乾燥機の開発
昭和大学富士吉田教育部の稲垣昌博教授から指導を受け、乾燥機の構造、サイズ、開閉性、耐久性、気密性を研究し、高齢者でも使いやすくアレンジした…
石井電気システム有限会社
成果老人施設の配線工事費 100万円→50万円
| 事業者名 | 石井電気システム有限会社 |
|---|---|
| 所在地 | 滋賀県 高島市 |
| 業種 | 電気機械器具製造業 |
| 技術分野 | 情報処理 |
| 従業員数 | 4人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1996年 |
企業の電力消費では空調が約半分近くを占めており、当社は約20年前にエアコン自動制御用のデマンド・コントローラーを開発した。中小企業も導入しやすい価格と独自の制御技術により、これまで6000台以上の導入実績がある。東北大震災後の電力不足や再生可能エネルギー発電促進賦課金による電力料金の上昇を受け、デマンドコントロールを導入する企業が増えている。
抱えていた課題
やったこと
配線工事を不要とするため、920MHz帯の免許不要な長距離伝送無線に対応したマルチホップ通信機能を持つ無線モジュールを採用した。無線制御ユニット間の相互通信により、エアコン室外機が点在する広い範囲もカバーできる方式とした。無線モジュールの制御ソフトに加え、デマンド主制御盤やリモート制御盤とのインターフェースソフトを設計し、無線デマンド・コントローラーを開発した。フィールド試験では見通し距離約1,000mでも安定した通信を確認し、地元の老人施設(幅50m奥行200mの敷地)に導入した。顧客のパソコンやスマートフォンから遠隔監視・操作できるWEB閲覧機能ソフトを開発し、WEB専用サーバーを設置して閲覧ソフトで顧客の要望に対応した。
| その他 | 無線モジュール(920MHz帯・マルチホップ通信対応) |
|---|---|
| その他 | 無線対応制御盤 |
| ソフト | WEB閲覧機能ソフト |
| その他 | WEB専用サーバー |
新しい製品・サービス:無線デマンド・コントローラー
無線化により、システム導入費用の過半を占めていた配線工事費を大幅に抑えられるようになった。地元の老人施設では、LAN配線工事の見積もり100万円以上が半減した。WEB閲覧機能により、顧客は当社ネットワークへの接続設定なしでデマンド詳細情報を確認できるようになり、セキュリティ面の懸念も解消された。使用電力量の削減による早期の投資回収が期待できる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
従来のデマンド・コントローラー開発の経緯と6000台以上の導入実績が書かれ、事業の一貫性はうかがえる。ただ経営戦略として明確に位置付けた記述は薄い。
他社より導入しやすい価格設定、独自の時分割制御特許、6000台以上の導入実績など強みが具体的に書かれている。
導入費用の7割を占める配線工事費という課題を特定し、無線化とWEB閲覧機能で解決する計画が示されている。
配線工事費が半減したとの実績はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、将来の目標は示されていない。
従業員4人、資本金1000万円との記載はあるが、補助事業を遂行する体制や人材の具体的記述は少ない。
ホテル・スーパーなどの顧客ニーズ、1億数千万円の費用削減効果など、製品の価値と選ばれる理由が数字で示されている。
無線装置とWEB閲覧ソフトの開発、環境対応型制御の今後の展望が書かれ、中長期の方向性は示されているがスケジュールは薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
デマンド制御の普及度について、高水準の高付加価値化を示す記述は乏しく、配線工事不要の無線化という差別化は読み取れる。
電力費用削減と環境問題への貢献、SDGsへの言及があるが、経済波及効果や雇用創出の具体的記述は少ない。
配線工事費の半減、1億数千万円の費用削減効果など、投資に対する削減効果が数字で示されている。
無線マルチホップ通信やWEB閲覧による遠隔監視など新技術の活用は書かれているが、サプライチェーン全体への貢献は具体的でない。
省エネ・環境・地球温暖化対策への貢献が述べられているが、日本経済の構造転換への言及は明確ではない。
滋賀県高島市という立地は書かれているが、地域の特性を活かした付加価値や雇用創出の記述は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
環境対応型デマンド制御システムは、外気の不快指数を監視してエアコンの無駄な運転を防ぎ、ピークカットとトータルの電力量削減を図るもので、病院や老人施設で1年以上テスト運用して良好な実績を得ている。無線デマンド・コントローラーと組み合わせることで、従来は費用対効果から導入が難しかった電力量50kW規模の店舗にも効果が出ることを確認しており、デマンド制御の普及を見込んでいる。省エネ・環境・地球温暖化対策の面からSDGsの実現にも貢献したいとしている。
昭和大学富士吉田教育部の稲垣昌博教授から指導を受け、乾燥機の構造、サイズ、開閉性、耐久性、気密性を研究し、高齢者でも使いやすくアレンジした…
小型流動床燃焼炉とロータリーキルン熱分解炉を組み合わせ、送風量を制御する小型バイオマス燃焼炉の試作機を製造した。
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。