自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
宮本樹脂工業株式会社
成果不良返品率 0.024%→0.011%
| 事業者名 | 宮本樹脂工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 京都府 京都市 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | 情報処理 |
| 従業員数 | 32人 |
| 資本金 | 2億円 |
| 設立 | 1959年 |
当社は1946年創業のプラスチック一筋の会社で、多品種少量の量産品を主力としている。防犯・監視カメラなどのセキュリティ市場は成長を続けており、非住宅向けのLED照明の採用も加速している。一方で、これらの市場には海外製の低価格商品が流入している。このため、より一層のコスト低減と高い品質保証を同時に満たすことが必要となっている。
抱えていた課題
やったこと
工場内ネットワークに対応した集中監視システム(NET100システム)を搭載した射出成形機を導入した。射出成形機の運転・停止時間、段取り時間、成形条件、成形温度などのデータが、設備から離れた場所のパソコンに自動で記録される。既存の全ての射出成形機も同じメーカー製のためネットワークに接続し、集中的に管理できるようにした。数値による検査を加えて品質レベルを向上させ、万一の不良品流出時には蓄積データをトレーサビリティに活用して影響範囲を短時間で特定する。人手による測定ではなく機械的に収集したデータを製品一品ごとの品質保証データとして活用し、将来的にはインターネットに接続して遠隔地での稼働監視も想定している。
| 加工機 | 集中監視システム搭載射出成形機(NET100システム) |
|---|---|
| ソフト | 集中監視システム(NET100システム) |
集中監視システムにより既存の射出成形機を含めて稼働状況を常時監視できるようになった。従業員も現在の運転状況や過去の記録を確認できるため、品質意識が向上し、モチベーションも上がった。顧客の製品データ保存要請に対応したことで、顧客から品質管理面の評価を得た。不良返品率、検査工数、品質保証データ作成工数もそれぞれ削減された。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
1998年から油圧式射出成形機を電動式へ順次更新してきたとあり、設備投資の継続性は読み取れるが、経営戦略上の位置付けは具体的に書かれていない。
多品種少量の量産品に強みがあり、取引先から高い信頼を得ていると書かれるが、競争優位の根拠となる数値や比較は示されていない。
不良返品率0.024%、検査工数30分など現状の課題が数値で示され、集中監視による改善内容と成果も具体的に書かれている。
不良返品率54%減、検査工数83%減、品質保証データ作成工数20%減と目標達成の数値が示され、実績も明記されている。
設備ごとの担当制や多能工育成、射出成形士資格取得の補助が書かれるが、補助事業の遂行体制の人員構成や事務体制は記載がない。
顧客からのエビデンス保存要請や品質管理面の評価に触れるが、ターゲットや選ばれる理由を整理した記述は薄い。
今後の展開として新分野進出や更新計画が述べられるが、スケジュールや課題解決方法の具体的な記載はない。
公開されている事例からは読み取れません。
非住宅向けLED照明やセキュリティ市場の成長に触れるが、同分野での高付加価値化・高価格化の根拠は示されていない。
セキュリティ市場やLED採用の拡大に触れるが、川上川下への波及効果や雇用創出など国が補助する理由は書かれていない。
工数削減や不良率低減の数値はあるが、補助金投入額に対する付加価値増加や費用対効果の記載はない。
集中監視システムによるネットワーク化やデータ活用は述べられるが、サプライチェーン全体への貢献や新ビジネスモデルは示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
京都市下京区の地域企業であることは分かるが、地域の特性を活かした雇用創出や経済成長への寄与は書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
現在の主力製品に加えて新分野への進出を視野に入れ、450t大型射出成形機や多品種少量生産体制を活かした新たな事業を模索している。また、初期に更新した電動式射出成形機を最新型に更新することも検討しており、生産管理業務DX化や環境負荷低減に対応した設備にする予定である。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
ハイブリッド式測定機「O-INSPECT442」を導入した。
効果:医療機器用金属部材の測定時間 24分→18分
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。