自動投入ロボットとIoTを導入した木材加工ライン構築による生産性向上事業
木材加工ラインを見直し、カンナがけ・小割り・切り欠きなどの加工が1台でできる最新式の加工設備と、木材を真空吸着して自動で加工設備へ搬送・投…
効果:1日あたりの製材生産量 20㎡→23.4㎡
株式会社ヤマコー
成果外注工程の内製化で納期が2日間短縮する。
| 事業者名 | 株式会社ヤマコー |
|---|---|
| 所在地 | 京都府 宇治田原町 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | 表面処理 |
| 従業員数 | 73人 |
| 資本金 | 5億円 |
| 設立 | 1976年 |
創業以来、紙素材段ボールの加工販売を行ってきた。プラスチック素材のダンボール(プラダン)は紙製段ボールの5%程度の市場規模にすぎないが、環境問題への取組みとともにリユース性が注目され、今後の市場拡大が見込まれている。当社は受注システムをいち早くホームページ上に構築し、約3万社超と取引している。
抱えていた課題
やったこと
フルカラー同時印刷が可能なUVインクジェット印刷機を導入し、現有のシルク印刷機と組み合わせて印刷の役割を分担させた。プラダンはポリプロピレン素材で樹脂の中でもインクの定着が最も悪いため、インクの柔軟性、ランプ照射、プラダンの表面処理の3者のバランスを最適化し、自社に適したインクを選定した。インクの乾燥時間を5分以内に短縮するため、機械メーカーと共同研究を行った。印刷スピードと品質の相関をテスト・分析して最適なバランス値基準を設定し、全設備で印刷スピードのばらつきをなくして品質を安定化させた。版用フィルム作成からインク調合、印刷、版清掃までを一連の作業に集約し、外注工程を内製化した。
| 加工機 | UVインクジェットによるフルカラー同時印刷機 |
|---|
フルカラー同時印刷が可能となり、美粧性や品質面での差別化が顕著になる。外注工程の内製化により納期が2日間短縮し、品質・納期・コストの大幅な改善が見込まれる。新規取引先の開拓により引き合い件数の増加が期待でき、販売単価の向上による利益率改善も見込まれる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
従来の箱売りに加え、プラダン加工・販売を平成7年から特化してきた経緯が書かれ、過去の取組との一貫性がうかがえる。
約3万社と取引、1ケースから数万ケースまで対応できる強みと、シルク印刷の4色限界・外注依存という弱みが具体的に記載されている。
シルク印刷の小回りの悪さや外注による納期遅れ、失注の課題を挙げ、UVインクジェット導入と外注内製化で対応する計画になっている。
納期2日間短縮、乾燥時間5分以内への短縮など数値目標が示されているが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
機械メーカーとの共同研究や社内の技術蓄積には触れるが、補助事業を遂行する人材や事務体制の具体的な記述は見当たらない。
プラダンの耐久性・耐水性などの特性、看板業界向けのフルカラー印刷による美粧性という差別化の理由が具体的に書かれている。
第1段階・第2段階の展開順やインク選定、乾燥時間短縮の方法が示されているが、スケジュールの日付までは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
プラダンは紙段ボールの5%程度の市場規模とされ、フルカラー同時印刷で美粧性を高め同分野で差別化する内容が読み取れる。
環境問題への対応やプラダンの繰り返し使用による注目度向上にわずかに触れるが、波及効果や雇用創出の記述は薄い。
納期短縮やコスト低減、生産性向上が挙げられているが、補助金額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
フルカラー同時印刷や受注システムに触れるが、地域やサプライチェーン全体のイノベーションとしての位置づけは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
京都府宇治田原町の立地は書かれているが、地域の特性を活かして雇用や地域経済を牽引するという記述はうかがえない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
第1段階として看板業界の既存取引先の深掘りと新規開拓を行い、看板シート以外の什器・備品類にも加工範囲を広げる。第2段階として建築看板やサイン・ディスプレイ類、流通業界、選挙事務所、自治体、学校法人、図書館等にも視野を広げる。
木材加工ラインを見直し、カンナがけ・小割り・切り欠きなどの加工が1台でできる最新式の加工設備と、木材を真空吸着して自動で加工設備へ搬送・投…
効果:1日あたりの製材生産量 20㎡→23.4㎡
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
納品物量の増加に対応するため組み立て式冷蔵庫を導入し、納品収納に余裕を持たせるとともに、物の定位置化により物を探す時間を省いた。
効果:導入前後の作業時間・人件費を比較し、月間75万円の削減効果が確認できた。