ソーラーシェアリングでの太陽電池を太陽に追尾させる装置の開発
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
西原精工株式会社
成果全長1050mmまでの大物部品を社内で加工できるようになった
| 事業者名 | 西原精工株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 和歌山県 紀の川市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 6人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1921年 |
精密加工一筋で、令和3年に創業100周年を迎えた精密金属加工業者である。スマートフォン等の電子部品製造工程向けに、治具や自動機消耗部品などを製造している。切削・研磨・放電・品質を社内で一貫して行い、設備部品一式を一括受注することで顧客の信頼を得ている。受注は単品からの多品種・少量生産までで、成長する製造設備部品の需要が背景にある。
抱えていた課題
やったこと
成長する製造設備部品向けに、従来比3倍の大型マシニングセンタ(MC)を導入した。導入により全長1050mmまでの大物部品を社内で加工できるようになった。大型機は回転主軸の低振動化(振動防止制御機能)により刃先の振動が抑制され、切削痕がなくなり加工面精度が大幅に向上した。切削工具の格納数は従来比1.3倍の40本に増え、工具交換の頻度が減った。
大型MCの導入により、大物部品を内製化して外注費と運送費を抑え、収益力が強化された。低振動化により加工面精度と技術面が向上し、工具交換も減って業務の効率化につながった。1人の作業者が2台を同時にオペレートできるようになり、高付加価値の複雑形状部品も受注できるようになった。生産性・処理能力は1.5倍となり、大物部品の売上増を見込んでいる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
メリヤス針から精密加工へ、30年前から単品生産の体制を確立と書かれ、過去の取組との連続性は読み取れるが、経営戦略上の位置付けは具体的でない。
一括受注や品質・納期・機密保持の一元管理で顧客信頼を得ている強みが書かれ、スマホ部品や家電向けの需要も示されている。
保有MCが1台のため加工が追いつかず辞退が増え、外注による仕入値上昇が収益力低下につながっていたという課題が具体的に書かれている。
大型MC導入で生産性・処理能力が1.5倍になると予測し、大物部品の売上増を見込むと数値つきで示されている。
従業員6名で1人が2台をオペレートする体制は読み取れるが、補助事業を遂行する人材や事務体制の詳細は書かれていない。
一括受注や難削材の高精度加工、航空・医療分野への参入検討など強みは示されるが、顧客ターゲットの整理は具体性が薄い。
新分野への営業継続や海外進出の視野が書かれているが、遂行スケジュールや課題解決の方法は明確に示されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
難削材の高精度加工や複雑形状の高付加価値受注が書かれるが、分野の普及度や高価格化の水準は具体的な数値で示されていない。
県外委託の運送費削減や地域内の内製化はうかがえるが、波及効果や雇用創出などの国が補助する理由は書かれていない。
大型MC導入で生産性1.5倍、外注から内製化によるコスト・納期の削減が書かれ、投入額に対する効果の方向性は読み取れる。ただし投入額の数値はない。
大型MCの振動抑制制御や1人で2台を同時オペレートする効率化はうかがえるが、サプライチェーンへの貢献は書かれていない。
電子部品・家電から航空・宇宙、医療分野への参入検討がうかがえるが、日本経済の構造転換への言及はない。
和歌山県の事業者としての取組はうかがえるが、地域の特性を活かした雇用や成長への寄与は具体的に書かれていない。
生産性増加分を大物部品の売上として伸ばす見込みで、スマートフォン向け電子部品メーカーに加え、家電メーカーなど新規開拓の営業活動を続けている。難削材の高精度加工から航空・宇宙、医療分野への参入も検討している。フィリピンに工場を持つ顧客との取引も始まり、コロナ収束後は海外進出も視野に入れている。
「積小為大」を胸に「次の100年」へ
公式の事例集より(原文のまま)
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
新たな機巧による専用小型加圧機を特注で導入し、「型紙エンボスロール」による加工方法に取り組んだ。
効果:型紙エンボスロールの作製費用 500万円→1万円
乾麺用自動計量器、ロータリーシール機、金属探知機の3設備を導入した。
効果:生産量 1倍→4倍