自社設備(大型プレーナー)の改良によるリードタイム短縮化・短納期化の実現
既存の大型プレーナー機1台を改良した。
効果:製作日数 352日→240日
有限会社樽の味
成果出荷本数 10,000本→20,000本
| 事業者名 | 有限会社樽の味 |
|---|---|
| 所在地 | 和歌山県 御坊市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | バイオ |
| 従業員数 | 20人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 1999年 |
平成11年設立の漬物製造業者で、180日以上かけて発酵させる無添加の漬物を製造・販売している。看板商品は長期熟成発酵法による「古漬け沢庵」で、その製造過程で生まれる発酵済みのぬかを使った「甘酒・発酵キット」を販売していた。購入者の要望を受けて甘酒そのものを商品化したところ、発売と同時に空前の甘酒ブームが起きた。
抱えていた課題
やったこと
米麹の自社生産に必要な設備として、洗米機、蒸米機、放冷機、発酵機、乾燥機、ボイラーの6機種を導入し、洗いから乾燥までを内製化した。導入に先立ち、東北の同業者に依頼して米麹づくりの基本工程を研修で学んだ。機械の種類、気候、原料米などの違いから導入当初は試行錯誤を重ねたが、社内の漬物づくりの技術者が集まり、和歌山の気候や風土に合わせた米麹づくりに取り組んだ。その結果、糖度や味わいに満足できる、より精度の高い米麹の生産に成功した。
新しい製品・サービス:新シリーズ「幸せ食生活」として、米麹で作った無添加の「ホワイトソース」と「麹の鍋つゆ」を開発・発表した。
米麹の内製化により出荷本数が月1万本から約2万本へ倍増し、安定供給が可能になった。甘酒の利益率が大きく改善し、受注から発注までの大幅な短納期化も実現した。楽天の甘酒ジャンルでデイリーランキング1位を獲得するなど販売も好調で、米麹を活用した新製品の開発にもつながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
無添加の昔ながらの製法で沢庵を作り、そのぬかから甘酒キットを商品化、要望を受けて甘酒を開発と既存事業の延長に位置付けられている。
空前の甘酒ブームで需要に供給が追いつかず、自社で米麹を内製化して強みを作り、楽天デイリーランキング1位を獲得している。
米麹の仕入れ限界という課題を特定し内製化で解決、月1万本から2万本の出荷倍増と利益率改善を実現している。
従来月1万本の出荷を2倍の約2万本で安定出荷し、目標達成の実績が示されている。ただし今後の目標値は明示されていない。
東北の同業者に研修を受け、社内の漬物づくりのプロが集まって試行錯誤を重ね、米麹生産を確立している。
無添加で本物の味を届ける点や、アレルギーに困る人の助けになる点を示し、顧客ニーズとの結びつきが読み取れる。
導入前に基本工程を研修で把握し、導入後に地域気候に合わせて調整する課題解決の流れが書かれている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
無添加の発酵技術を生かし、米麹を使ったホワイトソースや鍋つゆなど、米麹の新しい使い方で高付加価値な新製品を展開している。
米麹を原材料として多岐にわたる食品へ展開し、アレルギーで困る人の助けになる新たな需要を創出する点が読み取れる。
公開情報では判断できません。
発酵技術の活用は触れているが、デジタル技術や地域サプライチェーンへの貢献としての記述は薄い。
公開情報では判断できません。
御坊市の地場の漬物会社が和歌山の気候に合わせた米麹生産を確立し、出荷を倍増させて地域の高付加価値事業となっている。
甘酒ブームは落ち着きつつあるが、米麹は多様な食品の原材料として使えるため、新製品開発を進めて米麹の新しい使い方を模索している。
既存の大型プレーナー機1台を改良した。
効果:製作日数 352日→240日
三菱電機製の高精度金型ワイヤー放電加工機「MV1200R」を導入した。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。