ティーバッグ充填包装機導入による桑製品加工の新たな展開
桑の外注加工部分を自社で行うため、ティーバッグ充填包装機を導入した。
成果乾燥時間が半減した
| 所在地 | 島根県 浜田市 |
|---|---|
| 業種 | 食料品製造業 |
| 従業員数 | 8人 |
| 設立 | 1955年 |
河野乾魚店は昭和30年創業で、干物の加工を専門に行ってきた。祖父の時代は大阪市場へ干物を送り出していた。2004年にネットショップを開設し、5年後に本格的にネット販売へ主軸を移した。現在は売上の7割近くを個人宅への発送が占めている。個人宅への産直宅配の増加に伴い、10年前に真空包装機を導入し、冷凍専用の冷凍庫も設置して品質向上に努めてきた。
抱えていた課題
やったこと
低温強力乾燥機RFH-P5AI(2台)を導入した。低温での温度設定が容易になり、密封性が高いため温度と湿度を保ちやすく、冷風を効率よく当てることができるようになった。乾燥時間は半減した。作業工程の短縮により、その日の水揚げ魚種に応じて工程を変更しやすくなり、アジやノドグロ、カレイなどの通年生産に加え、サザエやアワビ、バイガイ、カキ、エビ、タコなど水揚げ量は少ないが珍しい干物の製造にも取り組めるようになった。
新しい製品・サービス:サザエ、アワビ、バイガイ、カキ、エビ、タコなど珍しい干物を含め、30種を超える魚介類の干物を商品化した。
低温強力乾燥機の導入により乾燥時間が半減し、肉質の変化を起こしにくく色味もきれいで旨味の多い干物に仕上がるようになった。年間を通して安定した高品質の商品を提供でき、ネット上の欠品も減少した。リピーター対策や顧客の定着率向上にも役立っている。作業工程の短縮により珍しい干物の製造も可能になった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
ネット販売へ主軸を移し売上の7割近くが個人宅発送とあり、ネット販売の方向性は読み取れるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
個人宅への産直宅配が増え、顧客の定着率向上やリピーター対策に役立ったと書かれ、顧客動向への対応は読み取れるが、競争優位の説明は薄い。
旧乾燥機の乾きにくさや肉質劣化という課題を認識し、乾燥時間が半減したと結果が書かれているが、事業計画の数値や成長目標は示されていない。
公開情報では判断できません。
従業員8人で、代表者の母睦子さんがネット管理を担うなど役割分担がうかがえるが、補助事業の遂行体制として具体的には書かれていない。
浜田漁港で味わう鮮度を全国に届ける価値、30種超の珍しい干物、主婦目線の写真発信など、製品価値と選ばれる理由が書かれている。
乾燥機導入後に水揚げ魚種に応じて工程変更が容易になったとあり、今後の展開の一端はうかがえるが、中長期の検証や遂行スケジュールは書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
珍しい干物を30種超商品化し、高級干物店としてのブランド力を高めようとしている点は読み取れるが、分野全体での水準は示されていない。
浜田の地域産品を全国へ届ける産直の取り組みはうかがえるが、経済波及効果や雇用創出の数値は書かれていない。
乾燥時間が半減し、年間を通じて安定した高品質の商品を提供できるようになったとあり、効果は読み取れるが費用対効果の数値はない。
ネット販売やSNSでの発信は活用されているが、先端デジタル技術による地域やサプライチェーンへの貢献は書かれていない。
公開情報では判断できません。
浜田漁港の鮮魚を活かし、産直ネットショップで全国へ届ける地域特性の活用はうかがえるが、地域経済への波及は書かれていない。
まだ乾燥方法に問題がある
公式の事例集より(原文のまま)
桑の外注加工部分を自社で行うため、ティーバッグ充填包装機を導入した。
歩行運動を再現する試作機の設計をひたちなか市の巧企画に委託した。
効果:理学療法士の対応人数 3名→1名
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。