回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
京兼醸造有限会社
成果1時間あたりの製造数(3人) 80パック→240パック
| 事業者名 | 京兼醸造有限会社 |
|---|---|
| 所在地 | 香川県 琴平町 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 11人 |
| 設立 | 1953年 |
弊社はうどんつゆ専門の会社で、約33年前から醤油屋として培ったうどんつゆの製造を手がけてきた。うどん店主の仕込みには4時間以上かかるため、店主の負担は増える一方で、負担軽減を求める声が多くなった。そこで独自の出汁パックを提供したところ、ニーズが高まった。
抱えていた課題
やったこと
風味原料自動計量機を導入し、これまで手作業だった計量を自動化した。検査機器、集塵機、静電自動包装機、収縮トンネルを組み合わせて生産ラインの機械化に取り組んだ。機械化により1時間あたりの製造数は3人で80パックから240パックへと3倍になった。機器を多台持ちできるようになったため製造リードタイムを短縮し、熟練者でなくても誰でも製造できるよう操作方法の教育を実施した。素材の現物をそのまま使用し、独自のメッシュ構造で素材を目で確かめられる出汁パックとした。
| 加工機 | 風味原料自動計量機 |
|---|---|
| 検査測定 | 検査機器 |
| その他 | 集塵機 |
| 加工機 | 静電自動包装機 |
| 加工機 | 収縮トンネル |
| ソフト | 生産管理システム |
新しい製品・サービス:独自のメッシュ構造を採用した出汁パック
生産ラインの機械化により、1時間あたりの製造数が3倍になり、生産性が格段に上がった。製造リードタイムが短縮され、作業スピードの効率化と粗利益率の向上が見込まれるようになった。大量生産が可能になったことで受注幅が広がり、価格面でもコストダウンを図れるようになった。熟練者でなくても製造できる体制が整い、人材を効率よく配分できるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
醤油屋起源から約33年前にうどんつゆ製造を開始し、だし パック事業を継続してきたことが読み取れるが、経営戦略上の位置づけは明示されていない。
独自のメッシュ構造で素材を目で確かめられる差別化や海外11か国への輸出実績が書かれ、強みは読み取れる。市場動向の数値は示されていない。
課題として仕込み4時間以上の負担と生産性の低さが示され、機械化で1時間3人80パックから240パックへの改善が記載されている。
5カ年の売上目標が3,000千円から8,400千円まで示され、生産性は3倍となった実績もある。賃上げ目標は書かれていない。
ローテーションを組んだ操作教育の実施や、パートを柔軟に雇用できる体制づくりが書かれているが、人員計画の数値は少ない。
安心・安全を素材の現物で確かめられる点や、店主の仕込み負担軽減というニーズが具体的に書かれている。
外国版HP作成やスマートフォン用アプリ開発に着手する計画が示されるが、スケジュールは明記されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
出汁の粉末に代わる独自メッシュ構造のパックで、アク取りが不要な点が差別化として示されている。
海外への輸出や韓国・台湾などへの展開がうかがえるが、雇用創出や波及効果の数値は書かれていない。
生産量が3倍になり、計量作業の自動化と機器導入でコストダウンと粗利益率向上が記載されている。投入額は書かれていない。
風味原料自動計量機や包装機の組み合わせによる生産ラインの機械化が記載されているが、デジタル技術の活用は読み取れない。
海外市場への進出やアプリ開発にふれているが、日本経済の構造転換に関する記述はない。
本場讃岐うどんの地で名店をサポートしてきたことや、地域の製造業としての役割が書かれている。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
5カ年計画で売上を1年目の3,000千円から5年目に8,400千円へ伸ばす目標を立てている。今後は県外や海外まで販路を広げ、すでに韓国、台湾、マレーシア、中国、オーストラリア、インドネシアへ輸出している。海外からのオファーも視野に入れ、外国版のHP作成やスマートフォン用アプリの開発にも着手する。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
多関節ロボットと次世代成型機を組み合わせ、インサート成型の全自動化や2材料成型などを実現した。
効果:加工時間 420s/サイクル→38.5s/サイクル
顧客の要求を満たすため、段取り、治具の製作、仕掛りスペース、待ち時間を減らす新型の複合加工機を導入することにした。
効果:部品1個の完成までの日数 3日→2日