新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
| 所在地 | 香川県 高松市 |
|---|---|
| 業種 | 業務用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,測定計測 |
| 従業員数 | 6人 |
| 設立 | 2009年 |
当社は国内唯一の高精度台秤メーカーとして、安全で信頼性の高い計量器を開発してきた。消費者ニーズの変化とともに市場の要求は年々高くなり、さらなる適正計量・適正取引を可能にする計量器が求められるようになった。取引顧客は高価な材料を使う大手企業が多く、微かな計量の狂いが大きな損失を生むため、精度への要求が特に高い。
抱えていた課題
やったこと
高精度特定計量器の開発に必要な設備として、汎用工具研削盤、分銅校正用質量コンパレータ、高速/微速切換式天井クレーン、特級基準分銅を導入した。選定、発注、導入、設置、性能検査の順に進めた。高精度特定計量器に必要な高感度荷重センサーユニットは、パートナー企業の新光電子株式会社から供給を受けた。導入した汎用工具研削盤を使い、計量器の正確さを左右する高精度の荷重伝達機構の開発に取り組んだ。その結果、先端エッジ部の鋭利性と表面仕上げ精度が向上し、高精度の荷重伝達機構が完成した。
新しい製品・サービス:高精度特定計量器
汎用工具研削盤の導入により荷重伝達機構の先端エッジ部の鋭利性と表面仕上げ精度が向上し、高精度の荷重伝達機構が完成した。高精度特定計量器の試作モデルの開発に成功し、特級基準分銅や分銅校正用質量コンパレータなどで精度を検査した上で、国立研究開発法人産業技術総合研究所へ型式承認を申請した。2018年に承認を得て、その後大手企業から受注があり、当初の目標には達したと言える。今後はさらに知名度と精度を高めていく予定である。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
創業以来、計量器の精度向上を目標に商品開発を続けてきたとあり、高精度特定計量器の開発は一貫した流れに見える。ただし経営戦略上の位置付けは明記されていない。
電子式より精度が高いメカ式計量器を国内で唯一製造し、ユーザー個別対応やリピート率の高さが強みとして示されている。外部環境の記述は少ない。
市場の要求が年々高まり、型式承認取得が急務と課題を認識したうえで、型式承認取得と大手企業からの受注という成果が示されている。
高付加価値化や賃上げの目標値は示されていない。受注や知名度向上の記述はあるが数値目標はない。
従業員6名の小規模体制であることと、導入設備を使い開発から型式承認まで進めた実績が書かれている。体制の詳細は薄い。
顧客は高価な材料を使う大手企業で、微かな計量の狂いが大損失につながるため高精度が求められると、ターゲットとニーズが明確。
選定・発注・導入・設置・性能検査の順序や、外注部品の内作体制を整える方針が書かれている。スケジュールの詳細は薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
国内初の高精度特定計量器の型式承認を取得し、電子式より精度の高いメカ式計量器を国内で唯一製造していると書かれている。
特定計量器が取引の公正に関わる点は触れられているが、波及効果や雇用創出など国が補助する理由は明記されていない。
投入額に対する付加価値額の増加や生産性向上の数値は示されていない。受注獲得の記述にとどまる。
公開情報では判断できません。
適正計量・適正取引への対応をうたっているが、市場成長や日本経済の構造転換との関係は書かれていない。
香川県高松市の企業であることは分かるが、地域特性を活かした雇用や地域経済への貢献の記述は乏しい。
さらに知名度と精度を高めていく予定。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg