新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
古田除塵機株式会社
成果バランス取り・測定可能なインペラー直径 1,110mm→1,800mm
| 事業者名 | 古田除塵機株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 愛媛県 内子町 |
| 業種 | はん用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 機械制御,精密加工 |
| 従業員数 | 20人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1987年 |
主力は集塵機や送風機の製造で、金属製雑貨も手がけている。大分県に営業所を持ち、製材業者や木工業者を主な得意先として直接販売と専門商社経由の販売を行っている。市場では小型送風機を多数使う設備より、大型送風機で一括制御する設備が増えている。
抱えていた課題
やったこと
直径1800mmまでのバランス取りができる大型の最新鋭バランシングマシンを導入した。これにより、社内で大型インペラーを製作できるようになった。従来の設備では直径1110mmまでの測定が限界だったが、1800mmまで測定できるようになった。測定結果は自動記録され、データ表示も詳細になった。
| 検査測定 | 新型バランシングマシン |
|---|
大型インペラーを社内で製作できるようになり、小型から大型までの集塵機を一括して製造できる体制ができた。測定が自動記録され精度の高いバランス加工が可能になったことで、製品の品質と信頼性が向上し、リードタイムも短縮された。外注していた大型案件を内製できるため原価が下がり、大型設備投資案件の受注や関連するメンテナンス売上の増加が見込まれる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去に複数のものづくり系補助金を活用してきた履歴は見えるが、その取組と今回の大型バランシングマシン導入の関係は具体的に書かれていない。
測定能力が直径1110mmから1800mmに広がり、大手既存メーカーより2割程度安いという強みが、大型案件受注につながると具体的に書かれている。
大型インペラーを社内で作れず外注・機会ロスが生じていた課題を明示し、機械導入で内製化し受注を増やす計画が示されている。
売上増加や付加価値の目標は「大幅な増加が見込まれる」程度で、数値目標や賃上げ目標は書かれていない。
従業員20名、社内に機械を有する製造体制は読み取れるが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制の具体的記述は薄い。
製材業者・木工業者を主力とする顧客層と、価格が2割安く大型化で差額が大きくなるという選ばれる理由が整理されている。
導入後の実施内容として受注や営業活動の方針は示されているが、スケジュールや期間ごとの進め方は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
大型インペラー製作が可能になり他社を上回る提案ができたと書かれているが、市場の普及度や分野内の高付加価値化の数値は示されていない。
地域の雇用創出や波及効果、社会インフラへの寄与などの公的な必要性は書かれておらず、受注増加の記述にとどまる。
補助金額や付加価値額、生産性向上の数値がなく、費用対効果を判断できる記述がない。
測定結果のデジタル化と自動記録により精度とアフターケアが向上したと書かれているが、業界や地域への広がりは示されていない。
大型送風機の需要増に対応する記述はあるが、日本経済の構造転換につながる分野進出としては読み取れない。
愛媛県内子町の本社と大分県の営業所は書かれているが、地域の特性を活かした雇用や経済成長への言及はない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
当社製品は大手既存メーカーより2割程度安いため、大型化するほど価格差が利用者の利益になる。既存顧客との取引を深めるとともに、大型設備投資案件や従来対応できなかった取引先への営業を強化し、売上増加を図る方針である。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg