画像式異物除去装置・殺菌機導入による品質向上と販路拡大
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
有限会社繁春鉄工所
成果工程数 7工程→4工程
| 事業者名 | 有限会社繁春鉄工所 |
|---|---|
| 所在地 | 高知県 南国市 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 68人 |
| 資本金 | 500万円 |
| 設立 | 1984年 |
創業は1966年で、大手農機メーカーのコンバインやトラクター等の部品加工と量産に携わり、技術を磨いて受注を増やしてきた。そのため売上の多くを農業機械関係の部品加工が占めていた。建設機械メーカーからの依頼で高精度なギア部品を製造した実績があり、産業用ロボットは我が国を代表する成長分野である。
抱えていた課題
やったこと
産業用ロボット向けギア部品の量産体制を確立するため、高精度加工が可能なローダー付CNC複合旋盤(DMG森精機製NLX2000/500〈PremiumDesign〉、ミーリング仕様)を導入した。切削や孔開加工を同時に行える複合機で、数値制御により1000分の1mm単位で正確にコントロールできる。本機1台で全工程を完了できるようになり、チャッキングの回数が減少して製品の精度が向上した。直径は最小8mm、薄さは3mmまで加工可能である。
| 加工機 | ローダー付CNC複合旋盤(DMG森精機製NLX2000/500〈PremiumDesign〉、ミーリング仕様) |
|---|
新しい製品・サービス:産業用ロボット向け高精度歯車部品(ギア部品)
工程が1台に集約されてチャッキングの回数が減り、より高精度な製品を生産できるようになった。工程効率化により量産体制が確立し、リードタイムの大幅な短縮とコスト削減にもつながった。納期やコストでも他社との競争力が強化された。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
農機・建機部品の加工実績とギア部品の受注経緯が書かれ、新分野開拓を経営理念の挑戦と結びつけて位置付けている。
農業機械への依存によるリスクと、建機向け高精度ギア実績を強みとする記述はあるが、市場動向の数値はない。
工程数7→4、加工時間14時間30分→7時間30分、不適合品率2%→0.5%など、課題と効果の数字が示されている。
生産可能数50個→300個、生産性6倍、不適合品率0.5%への抑制目標など数値目標が具体的に示されている。
若手技術者の社内教育やメーカースクール参加、ポリテクカレッジでの指導に触れているが、補助事業の遂行体制の具体は薄い。
直角度・同軸度・同心度など求められる精度を明示し、ロボット部品市場で他社との競争力を強める理由を述べている。
今後の活動予定として中物・大物部品への挑戦に触れるが、遂行スケジュールや課題解決方法は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
高精度歯車部品の量産を、世界有数の成長分野である産業用ロボット市場で展開する点が示されている。
産業用ロボットは我が国の主軸となる分野とされるが、波及効果や雇用創出への言及は具体性が薄い。
生産性やリードタイムの改善は数字で示されるが、補助金額に対する付加価値増加の費用対効果は書かれていない。
若手技術者育成やポリテクカレッジでの指導に触れるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は書かれていない。
産業用ロボットを成長分野と位置付け、単一分野依存からの転換を目指す点はうかがえるが、構造転換との関連は明示されない。
公開されている事例からは読み取れません。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
小物ギア中心から、30〜50kg級の中物・大物部品にも挑戦していきたいと考えている。
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%