研削加工の生産性向上による5φ以下の極細パンチ市場への本格参入
自動機の開発により24時間完全無人化を実現し、休日も含めた連続稼働を可能にした。
浜地酒造株式会社
| 事業者名 | 浜地酒造株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 福岡県 福岡市 |
| 業種 | 飲料・たばこ・飼料製造業 |
| 技術分野 | バイオ,情報処理,製造環境 |
| 従業員数 | 20人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1870年 |
1870年創業の酒蔵で、杉能舎ブランドの日本酒や地ビールなどを手がけている。全国の酒蔵は杜氏による長年の経験や知識に支えられており、後の世代に目に見える形で技術を伝えつつ、多様化する消費者のニーズに応える必要があった。現在の酒造りは出来上がった商品が判断基準となるため、製造段階で消費者の声を反映するのは難しい状況だった。
抱えていた課題
やったこと
もと倉庫だった場所に蒸米装置、製麹装置、発酵タンクを新たに導入し、酒造りに欠かせない温度や湿度、圧力などの情報を遠隔監視できる体制を構築した。データを1分ごとに数値化して蓄積し、毎回変わる酒造りの傾向をつかむ取り組みを進めている。過去の仕込み情報を検索条件から味や香り、原料などを設定して導き出すAIシステムを導入し、検索結果の精度を高めつつ、最終的にキーワード入力にも対応できる仕組みを構築した。顧客から集めた意見をAIで分析し、トレンドをつかんだ酒造りを目指している。
| 加工機 | 蒸米装置 |
|---|---|
| 加工機 | 製麹装置 |
| 加工機 | 発酵タンク |
| 検査測定 | 醸造設備の遠隔監視システム |
| ソフト | AIを活用した仕込み情報検索システム |
醸造設備のネットワーク化により、温度変化などの経過をリアルタイムで把握でき、急激な状況変化にも対応できるようになった。感覚でしか分からなかった酒造りの流れを数値で見える化し、仕込み情報をデータとして蓄積することで、出来上がった酒の経過を検証することも可能になった。蓄積した仕込み情報を参考に、AIを活用した酒造りの体制づくりも少しずつ進んでいる。消費者の声を製造段階に反映させ、商品の付加価値向上につなげることが期待されている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
杜氏の減少で技能伝承が難しくなったため、記録を残す設備導入を進めたと明記され、既存の課題と取組の連続性が読み取れる。
消費者の声を反映する飲み手主導の酒造りへの問題意識は書かれているが、競合や市場に対する自社の強みの分析は具体的に述べられていない。
杜氏減少による技能伝承の課題を示し、醸造工程の見える化とAI検索で製品作りにつなげる計画が書かれている。
データを1分ごとに数値化するなど工程の記録に触れるが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
社員数20人は書かれているが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制についての記述は見当たらない。
トレンド酒の開発と顧客意見のAI分析は読み取れるが、ターゲットや選ばれる理由の整理は具体性が薄い。
AI活用の体制づくりを少しずつ進めるとあるが、スケジュールや課題の解決方法の記述は乏しい。
公開されている事例からは読み取れません。
AIを使った日本酒製造は新しい取組とうかがえるが、同分野での普及度や高付加価値化の水準は具体的に書かれていない。
伝統技能の継承と地域の酒造りの維持にわずかに触れるが、波及効果や雇用創出の記述は見当たらない。
記録の見える化で再現性を高める狙いはうかがえるが、投入額に対する付加価値増加などの数値は示されていない。
IoT活用の醸造設備ネットワーク化とAIによる顧客評価と工程の接続が書かれ、デジタル技術による業界の変革が読み取れる。
消費者ニーズに応える方向性はうかがえるが、日本経済の構造転換への言及は見当たらない。
福岡市の酒蔵という地域の立地は書かれているが、地域の特性を活かした経済成長への言及は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
顧客から集めた意見をAIで分析し、トレンドをつかんだ酒造りを目指す。消費者の声が反映されることで、酒造りの在り方を変えるきっかけにしたいと考えている。
記録を残し、応用することで、造り手主導から飲み手主導の酒造りにならないか
公式の事例集より(原文のまま)
自動機の開発により24時間完全無人化を実現し、休日も含めた連続稼働を可能にした。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分