ものづくり補助金平成28年度製造業福岡県

超薄型LED表示器を利用した動線経路システムの開発

株式会社ロクリア

成果耐久テストは2万回をクリア

この事例のポイント

  • 現在の表示器は重厚で、持ち運んだり床に埋めたりすることが大変である。
  • 病院や店舗での案内に使える、強度のある薄型LED表示器を開発した。
  • 耐久テストは2万回をクリア。スマートフォンアプリとブルートゥースを内蔵した超薄型LED表示器により、病院や美術館などで利用者の動線を指示できるよう…

事業者のプロフィール

事業者名株式会社ロクリア
所在地福岡県 北九州市
業種その他の製造業
従業員数2人
資本金1,000万円
設立2009年

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 新製品・新技術現在の表示器は重厚で、持ち運んだり床に埋めたりすることが大変である。
  • コスト・採算開発には相当のコストがかかるため、今後の課題である。
  • 販路・情報発信ブルートゥースの通信距離は10メートル程度のため、利用範囲はある程度限定される。

やったこと

病院や店舗での案内に使える、強度のある薄型LED表示器を開発した。500ミリ×500ミリメートル、厚さ5ミリメートルの一般的なオフィスマットサイズの表示器とし、内部に通信機やLEDのほか、保護フィルターを使って多層化した電子材料を封入した。100キログラムの耐荷重と防水性能を備え、壁だけでなく床に埋め込んでも利用できる。スマートフォンアプリとブルートゥースを内蔵して低電流・低電圧を実現し、福岡県工業技術センターインテリア研究所で実証実験を行って2万回の耐久テストをクリアした。

その他超薄型LED表示器

新しい製品・サービス:スマートフォンアプリとブルートゥース内蔵の超薄型LED表示器(動線経路システム)

事業の効果

  • 耐久テストは2万回をクリア
  • 100キログラムの耐荷重と防水性能も備えています

スマートフォンアプリとブルートゥースを内蔵した超薄型LED表示器により、病院や美術館などで利用者の動線を指示できるようになる。電源が軽く、防水性能があるため常設にも仮設にも使える。病院や公共・商業施設ではサービスの付加価値が高まる。数字では、2万回の耐久テストをクリアしたことと100キログラムの耐荷重が示されている。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.4 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性53%
  • これまでの取組との一貫性2

    社員数2人・設立2009年の小規模企業で、LED設計開発の事業との連続性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは読み取れない。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性3

    薄型LED表示器の差別化点(薄さ、耐荷重100キロ、防水、ブルートゥース内蔵)は読み取れるが、市場動向や競合との比較は書かれていない。

  • 課題の認識と解決3

    表示器が重厚で電源が必要という課題と、薄型・低電圧化による解決の方向は読み取れるが、事業計画としての高付加価値化の数値は示されていない。

事業の実現可能性48%
  • 付加価値・賃上げの目標1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 事業を進める体制2

    社員数2人と記載があり、大手電機メーカーとの共同実証や福岡県工業技術センターでの耐久試験は読み取れるが、体制の詳細は薄い。

  • 顧客とニーズの裏付け4

    病院・美術館での動線案内、災害時避難誘導、軽く防水で仮設も可能といった用途と顧客像、利点が具体的に書かれている。

  • 事業化までの道筋3

    商用化に向けた耐久テストの継続やアプリ組み合わせの計画は読み取れるが、スケジュールや課題解決方法の具体性は薄い。

  • 財務と資金の調達2

    開発には相当のコストがかかるため今後の課題と書かれており、資金調達の見込みは読み取れない。

新市場性・高付加価値性60%
  • 新しさ・高付加価値3

    薄型LED表示器という分野で、LEDマット装飾品が福岡デザインアワードで入賞した点は読み取れるが、普及度や高価格化の数値は示されていない。

公的補助の必要性40%
  • 波及効果・雇用2

    公共施設や病院の案内サービス向上、災害時の避難誘導への期待はうかがえるが、雇用や波及効果の記載は薄い。

  • 費用対効果1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • イノベーションへの貢献3

    ブルートゥース内蔵による低電流・低電圧化や聴覚障害者への指示といった用途は読み取れるが、地域やサプライチェーン全体への貢献の記載は薄い。

政策面40%
  • 成長分野への進出2

    デジタルサイネージ市場の普及期待には触れているが、日本経済の構造転換への言及は読み取れない。

  • 地域経済への波及2

    北九州市小倉北区の企業で、福岡県の工業技術センターと連携している点はうかがえるが、地域の雇用や成長への牽引は書かれていない。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

今後の展望

今後はさまざまなアプリケーションを組み合わせていろいろな表示を行えるようにし、軽くて踏めるLEDマットとして広く販売していく予定である。大手電機メーカーと共同でデジタルサイネージの実証実験も進めている。

事業者の声

軽くて踏めるLEDマットとして広く販売していきたいです。

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成28年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。