プラント向け特殊バルブ部品等の生産性向上をもたらす加工技術の高度化
本事業において、独自技術を活用するための機能・剛性を有した機械を選定し導入した。
効果:リードタイム 40分→10分
合資会社吉田屋
成果吟醸酒の生産能力 125%拡大
| 事業者名 | 合資会社吉田屋 |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県 南島原市 |
| 業種 | 飲料・たばこ・飼料製造業 |
| 技術分野 | 製造環境,バイオ |
| 従業員数 | 5人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1917年 |
全国でも数少ない「撥ね木搾り」技法で酒造りを行い、搾りきらないことで純な味わいの酒を生み出している。県内で唯一「花酵母」を使った酒造りにも取り組み、アベリア、ひまわり、なでしこ、つるばら、日々草、桜の6種類の花酵母を使った香り豊かな酒は女性のファンを増やしている。
抱えていた課題
やったこと
新たに導入した蒸米機は、ドレン抜きをはじめ多様な機能を備えた新型機で、外硬内軟の蒸米の製造を可能にした。1回に蒸せる白米の量が90%ほど増えたため、1本のもろみの量を増やして生産性を高めた。さらに自動温度制御の発酵槽(サーマルタンク)を導入し、外気温に左右されず、もろみの温度を細かく管理できるようにした。密閉型で香りが飛散しない構造でもある。
| 加工機 | 蒸米機(ドレン抜き機能などを備えた新型機) |
|---|---|
| 加工機 | 自動温度制御発酵槽(サーマルタンク) |
蒸米機とサーマルタンクの導入により、外硬内軟の蒸米が製造できるようになり、清酒の品質が向上して品質が格段に安定した。1回に蒸せる白米の量が増え、1本のもろみの量を増やせるため生産性も向上した。温度管理が容易になり、従来の1月〜3月上旬に限られていた吟醸酒・大吟醸酒の仕込みを前後の時期でも行えるようになり、生産量が増えた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
花酵母や撥ね木搾りという伝統技法を活かした酒造りの延長線上で設備投資をしたことは読めるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
女性向けフルーティーな香りの酒で女性ファンを増やしている点や、ネット通販・東京での販売強化は読み取れるが、市場分析や競争環境の記述は薄い。
蒸米のムラや温度管理の課題を明示し、蒸米機とサーマルタンク導入で解決する流れが具体的に書かれている。
吟醸酒の生産能力が125%拡大と数字で目標・成果が示されており、実現性の根拠も蒸米機の処理量増加で示されている。
従業員数5名とあるのみで、補助事業を遂行する体制や事務処理能力の記述は読み取れない。
女性が好む香りの酒や可愛いデザインのラベルなど、顧客ターゲットと選ばれる理由が具体的に書かれている。
今後の展望として販売強化やラベル工夫は書かれるが、遂行スケジュールや課題解決の方法は明確に書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
花酵母を使った酒は県内で唯一と書かれ、同分野で高付加価値の独自性を持つことが具体的に読み取れる。
地域の酒造りや県内唯一の取組という記述はあるが、波及効果や雇用創出など国が補助する理由は明示されていない。
生産能力125%拡大と1本のもろみ量増加による生産性向上が数字で示され、費用対効果の根拠がある。
自動温度制御など機器の活用は書かれるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献としての記述は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
南島原市有家町の酒蔵で、県内唯一の花酵母酒を造る地域性は読めるが、地域経済の牽引効果は書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
生産量が増えた分、東京をはじめネット通販での販売にも力を入れていく。女性が好む可愛いデザインのラベルを使用するなど工夫を凝らし、さらなる女性の清酒愛飲市場の開拓を目指す。
本事業において、独自技術を活用するための機能・剛性を有した機械を選定し導入した。
効果:リードタイム 40分→10分
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%